«高校一年»ハッタリ野郎
気が弱いくせにハッタリだけは一丁前だった
男ばかりの工業高校に入学した俺はなぜかハッタリをかますようになってた。
中学3年くらいから鉄アレイでよく筋トレをしていて体もでかかったせいか、ハッタリをかまして
ナメられないようにしていたんだと思う。
変に強がって今考えるとすごく情けない奴だったなーと思う。
高校入学したてのころは腕相撲や相撲がなぜかクラスではやっていた。
クラスではいじめがすごかった。休み時間のたびに殴る蹴るでやられていたやつは、かわいそうだった。
クラスには自分も含めてバカなやつがほとんどだから、授業も適当で先生の言うことを聞かないようなやつが多かったから、すごく居心地よく感じた。
友達もたくさんできた。だけどそれはある些細なことが、きっかけで一変して地獄の学園生活になってしまう。
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