靴磨き職人から年商9桁まで這い上がった物語

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「僕も自分でビジネスがしたくて、靴だけじゃなく自分自身磨いています。」

と話をしていると、すごく可愛がってもらえた。



実はこのおばあちゃん、今でもつながりがあり、

よく家に泊めてもらったりもする。

そして、おばあちゃんの家に行くといつもいろんな経営者さんを紹介してもらう。

先日も行ってきたばかりなのだが、本当によくしてもらっている。



おばあちゃんと出会って、約2年ほど経った時に、

おばあちゃんが主催するパーティに呼んでいただいたこともある。

50人ほどの会場で、年配の経営者の方ばかり。もちろん僕は最年少。

誰一人知らなくてポツンとしていると、

「靴磨きの子よね?」といろんな人に声をかけてもらう。

あげくには、

「おばあちゃん、誰にでも君のことを話してるからみんな知ってるよ。笑」

とまで言われた。


勝手におばあちゃんが僕という存在を広めてくれていたのである。

僕は誰も知らないのに、相手は全員僕のことを知っている。

人生80年生きていても、なかなか経験できることじゃない。笑




靴磨きも約2か月続けたが(物販の方が上手くいった為)、

本当にいろんな経験ができた。

・ホームレスの人に憐れみを受け、飴玉もらったり

・ちょっと子供が珍しそうに僕に近寄ると、

 すごい勢いで謝って、子供を引き離そうとするお母さんがいたり

・ロシア人のお客さんと仲良くなれたり、

・同じ路上販売の人と仲良くなったり、

普通じゃ経験のできないことばかりだった。



この靴磨きの経験をしてから、

靴磨きの方は一日働いて(8時から20時まで)、5000円くらいだったが

この時から物販の方がすごく順調にいき始めた。



何が要因だったのかはわからない。

でも要因と思えることはたくさんあった。



①本当にホームレスにはなりたくなかった。

②なので、覚悟が決まっていた。

③おばあちゃんと出会えたことで、

 何もない僕を応援してくれる人になんとか恩返ししたかった。

などなど



今現在では、2社ほど経営するようになり、

物販の会社は1年目で年商億まで到達するようになり、

もう一つの会社は半年で、従業員約40名までになった。



おばあちゃんに会った時にいつも報告すると、

自分ごとのように喜んでくれる。

本当に頭が上がらない想いである。



今思えば、僕の原点は「靴磨き」

あそこから、すべてが動き出した。

今でも、あの梅田の歩道橋の場所へ行くと凄く感慨深くなる。



人間、最底辺を経験すれば意外と何でもできるようになる。

変なプライドを守るよりも、一度捨ててしまうことで、

今までの自分を変えることもできると体感してわかった。



そんな普通の人が体験していないような出来事、

考え方、ビジネスで学んだ知恵、などなどを配信しているSNS。

よかったらぜひ読んでみてください^^



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