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靴磨き職人から年商9桁まで這い上がった物語

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著者:
ほー りぃ
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・会社の人に会ったらどうしよう。

・警察に何か許可を求められたどうしよう。

・何かトラブルに巻き込まれたらどうしよう。


何度も諦めそうになったので、

・とりあえず行ってみるだけ。

・とりあえず座ってるだけ。

・とりあえず声掛けてみるだけ。

と、できることだけを一つずつやった。


朝8時に行き、約2時間ほどずっと座りっぱなしでいると、

真冬に、スーツ姿(普通じゃ面白くないと思って)で座ってる僕に、

一人のおばあちゃんが声を掛けてくれた。


「何をしているの?」声を掛けて話をしてくれるので、

「全然暇なんで、ここでも座ってください。」とイスを差し出した。

「それなら靴を磨いてもらおうかな」と初めてのお客さんを取れた。



これは凄くうれしかったし、安心した。

やればできるんだ。

しかし、この出会いがお金以上に嬉しい出来事をもたらしてくれる。



このおばあちゃんが、実は元々経営者さん。

「僕も自分でビジネスがしたくて、靴だけじゃなく自分自身磨いています。」

と話をしていると、すごく可愛がってもらえた。



実はこのおばあちゃん、今でもつながりがあり、

よく家に泊めてもらったりもする。

そして、おばあちゃんの家に行くといつもいろんな経営者さんを紹介してもらう。

先日も行ってきたばかりなのだが、本当によくしてもらっている。



おばあちゃんと出会って、約2年ほど経った時に、

おばあちゃんが主催するパーティに呼んでいただいたこともある。

50人ほどの会場で、年配の経営者の方ばかり。もちろん僕は最年少。

誰一人知らなくてポツンとしていると、

「靴磨きの子よね?」といろんな人に声をかけてもらう。

あげくには、

「おばあちゃん、誰にでも君のことを話してるからみんな知ってるよ。笑」

とまで言われた。