≪高校3年自由登校中のできごと≫高校生男2人と女二人の共同生活④

少女二人のゆがんだ決意


このとき、一緒に過ごしていた友人Mは中学のときは、モテモテの女の子と付き合ってて高校のころは色んな女性と付き合ってた今の言葉で言うとイケメンくんであった。

Mは俺に紹介してくれた女の子Kちゃんを一緒にいるうちに気に入ったらしく、俺に内緒で口説いていた。KちゃんはMのことが好きになり、おれはそのことに気がつかなかった。


つまりエックスメンもKちゃんもMのことが好きになり、おれは何も知らずにKちゃんにひかれていった。

その日はまた4人で俺の部屋ですごしていた。しかし女の子二人の様子がいつもと違う。

なんか変だな。と思いながらもいつものように俺はアホ丸出しでボケーっとしていたら

いつの間にか部屋に女の子二人の姿がなく、まわりが畑だらけの俺の家から足がない二人は遠くには行けない。女の子二人は別の市に住んでいるし土地勘がない。

俺は探してくるとMに伝えて原付でそこら辺を走ってみた。すると女の子二人はすぐ見つかった。

二人は大泣きしていて事情を聞いてもなんにも話してくれない。


その日は別の男友達Tが遊びにきてて、その友達がKちゃんとうまく話し事情を聞き出したようで、

その内容を聞いた俺は頭にドリフの金ダライが落ちてきたような衝撃を受けた。


Tの話によると「KちゃんはMに言い寄られてるうちにMのことが好きになり、おまえのことはなんとも思っていない。KちゃんとエックスメンはMに探しにきてほしくて家を抜け出した」と告げられた。


次の日、Kちゃんとエックスメンは自宅に帰った。


そしてその日、かかってきた電話は俺にとって生涯忘れられないショッキングな出来事になるのであった。

著者の鯛下 文太さんに人生相談を申込む

著者の鯛下 文太さんにメッセージを送る

メッセージを送る

著者の方だけが読めます

みんなの読んで良かった!

STORYS.JPは、人生のヒントが得られる ライフストーリー共有プラットホームです。