Bride of Japan 2015ファイナリスト 土屋有里紗 志望動機
僭越ながら、この度は、
なぜ私が"bride of japan2015"のコンテストに参加させて頂いたのか、
ということをお話しさせていただきます。
なんで"bride of japan2015"にエントリーしたの?
まずは私が育った環境から。
両親、弟との4人家族。
母の兄弟はとても仲良しで、幼少期から、
親族一同が家族という感覚の下、愛情を注ぎ育ててもらいました。
私にとって、叔父さん叔母さんは両親同然。いとこは兄弟のような存在。
私にはお兄ちゃん、お姉ちゃんがいっぱいいるのです♡
運動会やピアノの発表会、特技としている書道の展覧会など、
どんな場面でも親族が自分の事のように喜んで集る、それが私の家族。
そんな私は、親族が愛情を持ったチームだな、
と感じる場面が多々あるわけで。
特に一番心に残っているのは祖母が亡くなった時でした。
新潟に一人で住んでいた祖母が体調を崩し、
しばらく入院すはとこになったのです。
東京に住んでる親族皆で仕事の休みを調整し、
誰かが必ず祖母の側にいれるようにしました。
皆で一冊のノートを共有し、
今日あったことや思ったことを各々に記してゆく。
帰り際は"帰るね"じゃなく"また来るね"って言葉を遣ってね!
こんな一行が書いてある日があって、
同じ現象を説明するにも、言葉一つで伝わる印象が違うのだな、
と感じたのを今でも覚えております。
常に相手の立場を考えるのは私の家族の自慢できるところ。
例えば、日本人の素養としてお稽古している茶道についても同様で。
叔母さんが先生。母、いとこと共にお稽古をしておりますが、
ここでも相手の立場を考えるというトレーニングをしている気がしてなりません。
一杯のお茶を点てるための準備や四季に応じた変化の数々、
物や時を大切にする心などをお勉強させてもらえてるなと。
更にこれが家族から教われているからこそ、
わたしには特段の意味を持つ。
いつか私が結婚する時には、
同じような愛情溢れる家族を築きたい。
こう思うのは自然な流れでした。
学生時代から5年半お付き合いをしていた方と結婚の話があったのです。
いつかいつかと考えてはいたけれど、
いざ結婚という言葉を前にした時、、、、
理想の花嫁とは?家族とは?初めて向き合いました。
幸せな環境を当たり前のように受けてきたからこそ、漠然と過ごしていたのです。
いざ結婚の二文字を目の前にし、正直"幸せ"というより"不安"のほうが大きかった。
理想の花嫁って?
幸せって?
家族を築くって?
そんな時、私の不安をいち早く察知したのは両親でした。
"あなたが笑顔で過ごすことが私たちの幸せなのよ"という母の言葉でハッとしました。
結婚したら、家族が喜んでくれるとばかり思っていたけれど、
私が幸せだと実感しなければ、家族の喜びには繋がらないのだと。
ちょうどその時
知人の紹介で"bride of japan"の存在を知ったのです。
なんだか不思議な縁を感じ、エントリーさせていただきました。
正直、人前に立つことは慣れていないというより、むしろ苦手な私です。
他のコンテストのように、
見た目の美しさを重視する大会だったら、
まずエントリーしてなかったと思います。
"Bride Of Japan"コンテストが見た目の美しさではなく、
家族や文化に価値を見出していること。
今年のテーマが"献身さ、思いやり、感謝の心"だったから。
こんな、タイミングでbride of japanに出会って、自然とベクトルが定まりました。
理想の花嫁像について考えたい。
改めて家族について、時の大切さについて考えたいと思ったわけです。
日本人として生まれたからには日本人としての良さを伝えられるように。
母や叔母が伝えてくれる教育の中にも常にそんな言葉がありました。
私は私の経験でしか話ができない。
けれど、育った環境、経て来た経験を通して伝えられるものがあるはず。
そう思からには発信する使命があるとも感じるのです。
個人的な意見ですが、戦後70年を迎え、改めて思うのです。
日本人の協調性は戦争の経験が大きく創り上げたのではないか?と。
また、この協調性が感謝の心を育んだのではないか?と。
どんな状況でも、我が身だけでなく他者を想える。
そんな協調性や思いやりは日本特有のものです。
この事を少しでも多くの人に発信し、
少しでも多くの方が共感してくださるのであれば、
少しばかりでも世の中の幸せが増えるのではないかと希望を持っております
(少しばかりという言葉を連用しているあたりが、我ながら日本人だなと感じる訳ですが、�de05)
大きな一歩も小さな事の積み重ねから!
けれど、何よりも忘れてはならないこと。
それは心身共に健康な女性が愛情溢れる家族を築くということ。
その大会を通じて、心身共に魅力的な女性に近づくこと、
そして、日本人女性の献身さ、思いやり、
感謝の心を伝えられるように努力してまいりたいと思います。
土屋 有里紗
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