本来の自分について~22年間自分壊しを続けた私~12終

前話: 本来の自分について~22年間自分壊しを続けた私~11

今思えば、そのきっかけがなければ、今の私に気づくことはできなかったはずです。あるいは、気づくのがもっと遅くなっていたでしょう。


不思議としか言いようがありませんが、私のこれまでの人生は、まさに今の自分に向かってつづられてきた実感が本当にしていますそういうことを経験し、また実感し、そのまま続けることが、本来の自分の発見につながると今は思われるのです。





最後まで読んでいただいた方の中には、何となく感じていただいているかもしれませんが、私がこれまで書いたことを気づいた後で、ようやく求めていたことにたどり着いたと感じましたが、同時にそれは大げさなことではなく、何でもないような普通なことだと思いました。


今をただ受け止める、何てありきたりで平凡な教訓でしょう。何だ、長い間求めてきたことは、こんなことなのかと微笑んでしまうことがあります。それぐらいシンプルで簡単なことです。




不安は消えませんし、アクシデントやハプニングも起こります。オロオロしたり、ビクビクしたりすることもあります。表面的には、私の日々は前と何も変わらないでしょう。


ただ一つ違うのは、私が本来の自分を自覚していることです。






また、私がこれまで書いたことは、ある意味では無理やり言葉で書いたことなんです。


私の感覚は言語では表現しにくいものです。なぜなら、言葉は思考から生まれたものだからです。失礼を承知で言えば、私がこれまで書いたことは、ある意味全て「間違い」です。




ですので、皆さんが私の言葉を読んで、変に解釈する可能性が十分あります。これは、私の文章力不足のせいもありますが、そもそも言葉で書きにくいことを書いているためもあります。


これを最後まで読んでいただいた方は、これはあることをある方向からある視点で言おうとしているだけだと思って、ある程度の距離を保ちながら読んでいただくと幸いです。






皆さんが私と同じかどうか、同じところに行き着くのかどうかは分かりません。人はそれぞれいろんなことに向き合っていくのだと思います。ただ、私の書いたことが少しでもお役に立てたなら、それも私の人生に求められたことなのだろうと思います。


今後も何か分かったことがあればこの文章を続けるかもしれません。





皆さんの探究を応援しています。

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