♪祖母が持って行ってくれたもの、遺してくれたもの

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自分を責めていた気持ちが空中で弾けた…昇華した…気がしました。


…そして心がとても温かく、軽くなったのでした。

祖母の遺影を見て、ふと、「このことを知るために導かれたのかも」

「祖母が私の罪悪感を持って行ってくれた」と、
ありがたい気持ちになりました。


そして葬儀で祖母の遺影を挟んで親戚が座っているのを見て、
もっと、もっと父方の兄弟と接していきたいと思ったのです。


こうして考えると、前泊で親戚のお世話になることも、
何となく、こうなることを見越して祖母や昨年亡くなった叔母
(父の妹)が導いてくれたのかも、なんて思えてきました。


父が亡くなった時に、父が私について話していたという内容を、
教えてくれた叔母さん。

そういえば、昨年の叔母さんの葬儀の際にも素敵な気づきを
もらっていたのです。



<昨年の葬儀でも導かれていた…>


一昨年に、私の叔母が亡くなりました。

すごく魅力的な方で、優しくして”頂いた”思い出しかありません。

特に父の葬儀の時に、父が話したという、私について話したという
言葉を伝えてくれた事は、とてもありがたかった事でした。


そんな叔母の葬儀でしたが、体調が良くなかったこともあり、
近くに住む弟に葬儀に出てもらおうと考えていたのですが、

…通夜の前の晩から、行きたい…何か背中を押されるような
衝動が湧いて来たのです。


次の朝、起きて見ると冷静さが戻り、「損得」…往復すると
◯円かかるとか、□時間かかるとか、△が出来なくなるとか…

…何だかんだと、脳が「行くな」と引き留めていることに
気づきました。


…しかし、冷静さの別の面…計画を具体的に立てる、実現しようと
する力が湧き出てきて、

会場までの移動手段、時間などを計画する事ができ、

…結果的に通夜に参加できたのです。


実際、行ってみると、その場で見聞きして、
いろんな意味があって私は「導かれたのかな」…と
感じたのでした。


・残された、遺族を励ます、力づけるという役目を果たすこと

・しばらく顔を出していなかった親戚に会い、後ろめたさを無くせた事

・親戚達の自分の健康をを心配する声を聞き、自分が多くの人に
関心を持ってもらい、とても大事にされていると実感できた事、

・母の介護疲れに関して、認め、肯定してくれる人たちに、
話をすることで、介護の苦しさが楽になったこと

…たくさんの安全基地を再確認…新発見できた事、

・昔感じていた、とても嫌だった、母がやたら親戚が集まる場で、
おせっかいだったり、自分を自慢することが、

…その日の親戚の中でも多く見られて「そういうものか」と
認識が変わったこと、許せたこと。

・父のお墓を面倒見て下さっている方に、直接、お礼が言えて
後ろめたさが少なくなったこと、

・遺族から、母の心配をされた時、母を粗末にした表現を
してしまったけれども、遺族にとって亡くなった叔母さんは
大切な母親であり、その前で、「母親を粗末にした表現」は、
失礼だったと感じたこと。

 それを通じて、改めて母親を大事にする必要があると感じたこと…


…感じたこと、全てが、自分の気づき…自分のエネルギーに
なっていると感じました。

 これが、「連れてこられた…導かれた」理由…
亡くなった叔母さんの思いやりだったのかと感じています




<祖母が遺してくれたもの>

先ほど、お金のブロックの話をしましたが、
お金のブロックが外れると、思いもよらない収入が
あるとよく言われています。

葬儀の準備の時に父方の兄弟の長男さんである叔父に呼び出され、
『掛銭』という封筒を手渡されました。


私の分、私の子ども(ひ孫)の分を手渡されたのですが、

そこには、思いもよらない高額のお金が入っていました。


罪悪感が感謝に変わった時、お金のブロックが外れたのかも
知れません。


そんな「掛銭」の意味は、故人が人生をかけて
積み立てたお金を子孫に分配することなのだそうです。

掛銭を手渡された際に、「このお金で祖母の形見となる
ようなものを買いなさい」と言われて、

葬儀を後に自宅に戻る電車の中で、どうしたものかと
ぼーっと考えていました。


手渡された時にかけてもらった言葉にふさわしいもの…

「祖母の形見(祖母の思いが残るもの)」…。

ヒントが欲しくて掛銭について更に調べてみると、


その掛銭のもう一つの意味、「勝負事にかける金銭」は、
祖母が子孫に、その可能性を活かすようにかけた財産」
とあり、


単に「もらった」「使った」で済ますものでは無く、
将来的に公益になるもの…。

世の中に役立つ事を視野に入れた、祖母が喜ぶ使い方に
繋げるもの…として使いたいなと思いました。


そんな時、偶然、目に入った、アーサー・ホーランド氏の言葉、


「VISIONはあなたの使命ともいえる。
何の為に自分の命を使うのかが大切なのだ。」


…が、何かシンクロしてて、胸に突き刺さり、
「すごい宿題を頂いた」と思ったのでした。


<最後に>


とても優しく、強く、かつ、しなやかで周りの人々に
感謝の言葉を最後まで与え続けた祖母。

東日本大震災で放射線から逃れるため数カ所に避難していた間も、
感謝こそしても、恨み節など全く無かったと聞きました。


そして、葬儀で知ったもう一つの事実。

祖母の誕生日は、私と同じ月の20日。…私が19日、子供が21日と
祖母を挟んで並んでいるという事実。


…私と子どもの間に祖母がいる…


そんな、温かい気持ちのまま、キーボードを叩く指を
終えたいと思います。

最後まで読んで頂き、ありがとうございました。





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