Bride of Japan 2015ファイナリスト 佐々木 瞳 大会にのぞむ気持ち・努力していること
日本大会までの期間、私は何よりも自分と向き合うことに時間を使っています。
自分は今までどのようなことをしてきて、考え、感じ、どのような時に気持ちが動いたのか、好きなこと、嫌いなこと、譲れないことは何なのか、そして今後、どのような道を歩みたいと思っているのか、どんな人、女性になりたいと思っているのか、また、BOJのテーマとなっている“家族”“結婚”は自分にとって何なのか、“日本文化”の魅力とは何なのか…
何故、このように自分と改めて向き合おうと思ったかといいますと、
Bride of Japan 2013年の日本代表の清水夏子さんの言葉からでした。
一次エントリーに通過した後、ビューティーフォーラムという、Bride of Japanの趣旨や心構え、日本女性としての美しさ、魅せ方、社会貢献などについてレクチャーして頂く時間がありました。
そこで、清水さんがおっしゃった言葉がとても印象的だったのです。
「次の面接まで1週間ありますよね。この期間、何を準備するかで変わってきます。シンデレラストーリーなんてそうそうありません。
まずは自分を知ってください。自分が何を好きで、何に興味を持っているのか、を。」
『シンデレラストーリーなんてそうそうない。』は結構ささりました。
「待つだけでは、自分の欲しいものを得ることができない。」と改めて思った瞬間でした。
「チャンスの神様は前髪しかない(幸運の女神には前髪しかない)」というローマ神話から伝わる言葉がありますが、これは幸運の女神は前髪しかなく、過ぎ去ったあとに追いかけても後ろ髪がないので掴めず、チャンスを逃してしまうというものです。
「チャンスは一瞬。」ということです。
では、チャンスを掴むのに必要なのは何なのか。
それが清水さんのおっしゃる“準備”だと思いました。準備をしていれば、突然現れたチャンスにも対応できます。
ただ、今回のコンテストでは準備と言っても、綺麗なウォーキング、美しい所作、想いのこもったスピーチなどの様々な準備をしなければなりません。そこで私が最も大切にしたいと思ったのが、このコンテストでも重要視されている内面のビューティにも通じる自分のココロと向き合うこと、そして言葉にすることだと思いました。
もちろん、スガタやカラダの美しさはとても重要です。
ですが、日本大会でいざステージに上がった時、世界の方々の前で発信する時、想いをのせた言葉は大きな力を持ってきます。それは、見た目の美しさ以上にインパクトを持つもの、影響力を持つものであると私は感じています。
なので、スガタやカラダ以上に準備が必要だと思うのです。
そして、その言葉を生み出すのが、普段の自分の考え方や他者と触れ合う中での感じ方です。つまり“自分を知ること”だと思いました。
今回、ここまでコンテストのレッスンやアクティビティを通して、「自分ってこんな風に感じるのだな。」と改めて思う瞬間が多々あります。それを言語化して、人に伝えること、時にはノートに文字におこしたり、SNSで発信したりしています。
そのようなことを繰り返していくと、自分の本質的な部分に向き合うことにも繋がっていると感じます。
引き続き、自分と向き合い、また、レッスンやアクティビティで見えてくる“自分の考え方・感じ方”の新たな発見を大事にしていきたいです。
そして、日本大会で、ココロからの想いを発信していきたいと思います。
あなたの親御さんの人生を雑誌にしませんか?

著者のBride of the World Japanさんにメッセージを送る
著者の方だけが読めます