Bride of Japan 2015ファイナリスト 森山理映  『文化価値・時・時の大切さに関しての考え』




boj2015のファイナリスト活動を通し、新しいことに触れ、学ぶことの多い毎日です。

先日、National lifestyle tour(東京ビューティーキャンプ)が行われ、

そのツアーを通し、日本ならではの魅力に沢山気付くことができました。

ツアーでは、千葉県下総神崎の農家TSUBAKIハウスを訪問し、

日本の農家について学び、お茶会に参加し、

雅楽を聴きながら生け込みパフォーマンスをみさせていただきました。

私にとって初めての経験ばかりで、どの経験からも“日本ならでは”を感じることが出来ました。

日本人は丁寧で繊細で、礼儀正しく、我慢強いということを改めて実感しました。

礼儀に関して、お茶会では一つ一つの動作に対し必ずお辞儀・一礼がありました。

お辞儀というのは日本特有のものです。

日本人はどんなときも丁寧で、特別な時に着物を着るという文化もまた、丁

寧で礼儀正しいと思います。

日本は“目で見て楽しむ”文化が多く、一つ一つにこだわりがあり、

繊細な美学が非常に多いです。

お茶会を例にあげると、

お茶をいただく前に茶器を拝見し、

茶室に生けられているお花なども一つ一つ丁寧に拝見します。

お辞儀・一礼も欠かすことはありません。

我慢強さに関しては、“正座”文化が、日本人が我慢強いと言われる一つの理由だと思いました。

正座をするとすぐに足が痺れてしまいますが、

そんな正座が今でも受け継がれているのはやはり昔の日本人が、

例え足が痺れても精神を集中させ続けてきたからだと思います。

座禅、写経、精進料理、滝修行など、

日本の修行は非常に繊細であり精神を集中させられる修行が多いのが、

とても魅力的だと思います。

今日の日本は、洋風化してきたと言われつつありますが、

そんな中でも月に一度くらいはTSUBAKIハウスの様な日本を体感できる施設などに訪れ、

日本文化に触れ続けていくことが大切だと思いました。

日本文化は繊細で主張しすぎず丁寧なところが一番の魅力だと思うので、

例え文化に触れる機会が少なかったとしても、

日本人として繊細かつ凛々しくあり続けたいと思います。

自国の文化というものは、時の流れとともにどんどん忘れ去られてしまっている様に感じます。

そうならないためにも、家族で自国の文化を共有することも大切だと思いました。

私自身、祖父から日本の魅力についてお話を聞く機会が今までに何度もありました。

自ら学習するのではなく、家族という身近なところからそういったお話を聞けることはすごく良い機会です。

日本という素晴らしい国で生まれたからには、

その魅力を、時の流れに流されない様、私も祖父の様に子孫へと共有していきたいです。

時が解決してくれることもあれば、時が大事なものを忘れ去らせてしまうこともあります。

何気なく暮らしている毎日でも、時が過ぎていっていることに変わりはありません。

また、いつも家族と時を過ごしていることにも変わりはありません。

例え家族と離れていても、私にとって家族とは絶えず繋がっていて、

離れていても同じ時を過ごしています。

常に繋がっていて、家族により私は支えられています。

文化価値・時・家族。常に家族と繋がり時を過ごしていること、

日本という誇れる文化が沢山ある国で暮らせていること、

そのことにこれからもさらに感謝し、時を大切に過ごしていきたいです。



森山理映


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