top of page

15/10/24

自分探しをしていたニートが試しに3日間山籠もりをしてみた。~最終話 山籠もりをして分かったこと~

Image by Olia Gozha

山籠もり最後の日


いよいよ山籠もりも今日で終わり。

天候は曇りだが、気持ちは清々しかった。


朝食のカロリーメイトをほおばり、テントを畳む。

もちろんそこに人はいない。

一人、荷物をまとめ、お世話になったキャンプ場にお礼を言った。


時間もあったので、再び高尾山の頂上を目指して歩き出した。

頂上への山道は、やはり人が通らない道なのか、人は見当たらなく、一人歩いていた。

頂上に近づいていくと、ちらほら人が見えてきた。


(戻ってきたんだ)


遭難からの生還ばりにほっとした気持ちと嬉しい気持ちが沸き上がってきた。

頂上に到着し、一休憩。

頂上からの景色を眺め、再び出発。


下山もせっかくだからと人がいなそうな山道を選択。

案の定、誰もいなく、一人で山道を歩いていく。


そして、何事もなく下山。

そこで3日間の孤独な山籠もりは終了した。


山籠もりで分かったこと


友人の冗談を真に受けて、簡単に決めた今回の山籠もり。


「安らかな眠りをかけた石との戦い」

「ご婦人のコーヒー」

「真夜中のカランカラン」


有難さ、恐怖、痛みなど、自分探しでは定番の出来事が起こるものである。

(自分探しをやるとだいたいこのような出来事が起こる)


そして、この山籠もりで一番分かったこと。


それは・・・


「自分探しのために山籠もりするなら、仕事しろ」


この一言に尽きる。

(もちろん趣味や興味でやることは大賛成です)


実際にその言葉通り一週間後、岩間はフリーターとなり、働き始めた。

「山籠もりをやる」という軽いノリにより、新たな一歩を踏み出すことができた。

もしかしたら軽いノリで行動することも時には必要なのかもしれない。

つづきの物語→

PODCAST

​あなたも物語を
話してみませんか?

Image by Jukka Aalho

フリークアウトのミッション「人に人らしい仕事を」

情報革命の「仕事の収奪」という側面が、ここ最近、大きく取り上げられています。実際、テクノロジーによる「仕事」の自動化は、工場だけでなく、一般...

大嫌いで顔も見たくなかった父にどうしても今伝えたいこと。

今日は父の日です。この、STORYS.JPさんの場をお借りして、私から父にプレゼントをしたいと思います。その前に、少し私たち家族をご紹介させ...

受験に失敗した引きこもりが、ケンブリッジ大学合格に至った話 パート1

僕は、ケンブリッジ大学トリニティ・カレッジ、政治社会科学部(Social and Political Sciences) 出身です。18歳で...

あいりん地区で元ヤクザ幹部に教わった、「○○がない仕事だけはしたらあかん」という話。

「どんな仕事を選んでもええ。ただ、○○がない仕事だけはしたらあかんで!」こんにちは!個人でWEBサイトをつくりながら世界を旅している、阪口と...

あのとき、伝えられなかったけど。

受託Web制作会社でWebディレクターとして毎日働いている僕ですが、ほんの一瞬、数年前に1~2年ほど、学校の先生をやっていたことがある。自分...

ピクシブでの開発 - 金髪の神エンジニア、kamipoさんに開発の全てを教わった話

爆速で成長していた、ベンチャー企業ピクシブ面接の時の話はこちら=>ピクシブに入るときの話そんな訳で、ピクシブでアルバイトとして働くこと...

bottom of page