人生を変えたいあなたへ。辛い時でも諦めなければ、人は何度でも立ち上がれる!

 2013年12月。


 当時会社員だった僕は、長期に渡って準備してきた大きなプロジェクトをようやくやり終えた。

 プロジェクト最終日は徹夜で作業をし、翌日お昼過ぎまで経過を見守ったあと帰宅した。


 その日まで会社で過ごした6年の間に4度の転勤を経験したのだが、そのすべてが「僕がこけたら会社もこける」というような重圧がかかる責任者としての立場を伴った転勤だった。


 人材の代わりがきかないプレッシャーはもちろんのこと、サラリーマンにありがちな上層部のトップダウンで物事が全て決まる体制への不満や、人間関係のストレス。


 そんなことが6年間重なり続け、最後のプロジェクトをやり終えた僕のそのときの状況はというと、入社以来で初めて「大きな仕事を抱えていない」という状況だったため、緊張の糸が切れたのだろうか。



 そしてその翌日。


 心と身体が突然動かなくなった。


 これが世間一般で言う「うつ」ってやつで、まさか自分がそうなるなんて思ってもみなかった。



 決して自慢では無いが、5年連続で社長表彰を受賞したのは会社創設以来で僕しかおらず、異例のスピードで昇進と昇給をし続けた結果、30歳で年収は600万円以上、スタッフを300人以上束ねていた。

 その年収が高いかどうかは別として、年齢的な平均値からすると高い方ではあったし、その会社の中だけで言えば仕事は出来るほうだったと思う。


 でも、その代償は大きかった。



 間もなく会社を休職という状態になる中、「このまま社会復帰出来るのだろうか、、、」と、闘病当初は不安な毎日を過ごすしかなかった。

 うつを経験した方や今も闘っていらっしゃる方は分かると思うが、本当に体が動かないし、何をやるにも全く前向きな気持ちになれなかった。電車に乗るだけで酔ってしまい、目眩と吐き気が襲ってくる、、、そんなことは人生で初めてだった。


 「この先どうしたらいいんだろう、、、」


何の打開策も見いだせないまま、いたずらに時間だけが過ぎていった。



 しかし、休職して2か月ほど経った頃、僕に突然の転機が訪れる。



 それは地元の友人と約束していた、フィリピン旅行だった。


 元々、休職する前に旅行の申込をしていたのだが、自分自身がこんな状況に陥ってしまっていたために旅行のことをすっかり忘れており、旅行直前に友人から連絡が入ったことで思い出したのだ。



 ただ、当然だが当時の僕は全く乗り気ではなかった。


 精神的に前向きになれなかったのはもちろんのこと、休職しているのに旅行など行っていいのだろうかと、会社に対しての負い目もあったからだ。


 行くかどうか相当悩んだが、無駄にキャンセル料金だけがかかるのも嫌だったし、友人に迷惑がかかることも嫌だった。また、当時は食事を買いに行くくらいしか外にもほとんど出ていなかったので、良い気分転換になればいいかと考えて、悩んだ挙句、結局行くことに決めた。



 結果として、フィリピン旅行は非常に素晴らしいものとなった。


 美しい青空と青い海。

 自然も豊かで陽気も良く、食べ物も美味しい。


 友人には病気のことは伏せていたが、気の知れた仲間と一緒に過ごす時間は、本当に良い気分転換になった。



 しかし、同時に僕はフィリピンという国の現状を見て、日本以上の格差社会を感じていた。

 フィリピンの高級デパートに行くと日本と変わらない値段でブランド品などの高級品が売られているし、街には高層マンションもたくさん立ち並んでいる。デパートで普通に買い物をして、高層マンションで生活をしているフィリピン人もいる一方で、デパートの敷地に隣接した用水路のような川辺の上に、木造で足場を組んで住居を作って暮らす貧困層のフィリピン人もたくさんいた。


 街頭では露店を出し、売れるかどうか分からない食べ物や商品などを並べて商売をしている人も非常に多い。


 実際に現地でガイドを務めてくれたフィリピン人から話を聞くと、明日食べるために必死になって生きている人がほとんどだそうだ。


 しかし、そんな状況に置かれているにも関わらず、僕にはフィリピン人はみんなが活力に溢れているように感じたし、何より子供たちの瞳が輝いているように見えた。



 明日どうなるか分からない。それでも希望を持って一生懸命に生きる多くのフィリピン人を目の当たりにして、僕はなんだか自分を恥ずかしく感じた。


 日本という環境の中で生活していると、日本に生まれたということ自体が如何に恵まれたことなのか、ということに気付くことすらできない。


 だからこそ、自分自身、もっと前向きに頑張るべきではないか。


 今は辛くても、この現状を脱却するために行動するべきではないか。。。!



 フィリピンという国から活力をもらった僕は、帰国後に様々なことを調べ、そして考え始めた。

 今はまだ会社に戻る自信は持てない。

 では、世間にはどのようなビジネスチャンスがあるのだろうか。



 そこから、僕の人生は180度転換していくことになる。



 どんな辛い状況に陥ったときも、「自分にはもう無理だ、、、」と諦めてしまった瞬間に、本当にその方向に進んでしまう。


 でも、「いや、まだできる!!」と自分の気持ちを奮い立たして一歩前へ進む勇気さえ持てば、逆境をチカラに変えて大きな成長へつなげることができる。


 もしあなたが、自分の現状に不満があったり、将来に不安があったり、色々なことに希望が見えなくなっていたとしても。。。


 あなたの心、そして決断次第で環境や将来なんてどれだけでも変えていけるということを分かって欲しい。


 そう、


 僕にもできたから、あなたにも必ずできる!


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ここまでお読みいただきありがとうございました^^

このお話があなたの人生にとってプラスになれば幸いです☆


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