自分を好きになるために 2

前話: 自分を好きになるために

親の説得...


もともと海外で暮らしたいって中学生くらいの時から言っていた


けど親に負担をかけたくないから....


親に話す勇気がなかったから、が本当かも


なかなか言い出せず、今になってしまった



だって話したら確実に「何しに行くの」って質問が来るから...


英語が話せるようになりたいというのはただのこじつけでしかなかった


本当の理由を言ったら親が悲しむ気がする...


昔から劣等感の塊でしかなくて

いい子を演じてるだけの自分に疲れて

本音を相談出来るような人もいなくて


そんな自分を変えたいから....だなんて言えるわけない


もちろん、


全力で自分の好きな事をしてみたい

自分のやりたい事を探したい

素直に笑えるようになりたい


て事もあったけど


そんなふんわりした理由で認めてくれるわけがなかった



ほとんど毎日夕飯の後に質問の嵐が待っていて



たった1,2週間だったかもしれない


けど私にとってはすごく長い期間に感じた


説得出来なくても行くつもりだったから


初めから説得する気もあんまりなかったのかもしれない



だって全部自分のお金で行くんだから


援助なんていらない



だから本当の事言わなくても行っちゃえば良いんだって



けどだからこそなかなか許可が降りなくて

尋問のような質問は毎晩続いて


もともと父親の事がすごく怖くて、

すぐに色々指摘されて

否定的な事しか言われた事なかったような記憶しかないから

本当の自分の事を話すのをずっと避けてた


入りたくもなかった部活に入れさせられて精神的に辛かったこと

高校の時に鬱になったこと

入りたかった学部への入学を反対されたこと


ただただ自分を否定される気しかしなくて父に向き合うのが怖かった


そんな父にようやく言えたのは


「私にはなにも出来ない」



それだけだった

でもそれは本当の事だった


ここにいて家族の顔色を伺って過ごすこと

やりたいと思ったことを否定されるのが怖くてやろうとしないこと


なんでもかんでも含めてようやく出た言葉



それから食後の質問はなくなった

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