(8位)、第七十章 京大数学が7割解けると世界はどう見えるのか?

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第七十章

「京大数学が7割解けると世界はどう見えるのか?」

 皆さんは、東大や京大に合格する人や、ガリレオの書き連ねるような数式を見たときに

「アイツの頭の中はどうなってんだ?」

 と思ったことありませんか?私はある。それで、興味があるので10年かけて高校数学を勉強しなおして、50代で京大を受けて7割正解を確認した。

 すると、・・・

  小さい頃にクジを引くときに、先に引くか後に引くかでよくもめた。

「ズッルーイ!俺に先に引かせろ!」

  しかし、中学校に行って確率を習うと

5本のうち2本当たりなら、先に引く人の当たる確率は2/5。後に引く人の確率は、中学校で習ったので説明は省きますが、同じことになるのは知ってみえますよね。だから、ジャイアンのようなガキ大将が

「俺に先に引かせろ!」

 と言っても

「どうぞ」

と言える。同じ確率で平等なのだから、慌てる必要はない。数学を徹底的にやると、この世で起こる全ての現象には「原因ー結果」の関係があるという確信が生まれる。

たとえば、料理の鉄人と言われる人が秘伝と言われても

「何度の油に、何秒後に入れて、何秒後に出して、厚さを何ミリに切る」

 と分析したら、秘伝などこの世にないことが分かる。名人芸などありえない。受験指導も同じことだ。たとえば、2000題もやれば、大抵の問題は解けるようになる。効率よくやるには、プロの手助けが必要だけれど。

  私は、京大医学部や阪大医学部の受験生を「数Ⅲ」も含めて指導し始めてから世界観が少しずつ変わっていった。

  たとえば、

「クラブ活動の自由化は良いことか」

 という命題の真偽を考える場合、数学の訓練を受けてない方は

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