あの日「それ何?」って私は軽い気持ちで聞いた。ねぇ、その答えを信じなきゃいけないの?

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光になった彼女からの贈り物。


ふと思い出すことがある。


わたしが出かけた講演会で出会った女性のこと。

その講演会のホールでお隣に座りながらお互いに軽い挨拶ていど。

講演会が終わり、お隣の彼女に軽く“さよなら”をして

ホールを出たけどたくさんの人、人。

みんなが帰ってからゆっくり帰ろう…って

わたしは途中でひとり缶コーヒータイム。


しばらくすると、人がまばらになったので駅に向かった。

普段は乗り慣れない大きな駅で並んで電車を待っている時、

ふと横を見ると、先ほどお隣に座っていた彼女がいた。

お互いに、ビクΣ(゚д゚lll)ってしたあと、顔を見合わせて笑った。

「なんか……面白いですね。」

「はい。…とっても面白いです(^-^)」

そこからわたしたちは

一緒にご飯を食べに行く仲になった。

お互いに、どこの誰だかにはほとんど興味を持たずに

“いま興味のあること” “いま自分が楽しいこと”

を、いつも夢中で話した。

彼女は穏やかだけどとても明るくって

ふたりでケラケラよく笑った。

ただ…

ひとつだけ気になることがあったからあるとき、聞いた。

「なぁなぁ~。いつもご飯の後にいっぱいサプリみたいなん飲んでるの

何に効くん?」

彼女は、とても爽やかな笑顔でこう言った。

「わたしな、ガンやねん(^-^)

「………?」

わたしはそのとき

彼女があまりにも笑顔なのでガンってなんやったっけ…………?

って思ったのはハッキリ覚えている。

それからも特に変わらずに会う時はいつも楽しかった。

ただ、サプリらしきものは減ることはなく、彼女は必ず飲んでいた。


みんなの読んで良かった!