第八十六章 発情期のオス

1 / 2 ページ

第八十六章

「発情期のオス」

 前にも書いたことがあるが、当塾の理系女子は世の中の恋愛至上主義のような流れを嫌う。たとえば、歌謡曲のラブソングの割合はどれくらいなのだろう。9割くらいの印象。発情期のオスか。

  頭の良い理系女子は

「恋愛なんて遺伝子が子孫を残せとささやいているだけ」

 とか

「自分よりバカな男子など視界から消えろ」

 と言っている。自分が上位1%以内の子が多いから、逆に言うと99%の男子は失格ということだ。確かに受験指導をしていると気づくことがある。それは、頭が悪い子ほどセックスやファッションの話ばかりしたがること。

  そういう男子や女子を見る賢い理系女子は

「あいつらは性欲と自己顕示欲のかたまり。人間といえない」

 と見下している。私は、どちらかというと彼女たちに同調する立場だ。学生時代は、恋愛至上主義をバカにすると

「モテないから」

 と一蹴されるので黙っていたが、おじさんになりバツイチになって女嫌いになったので何を言われても構わない。こども達も成人したので遠慮せずに話せるようになった。

「ラブソングが9割なんて、発情した人ばかりなのか?」

 たぶん、私の指導させてもらっている四日市高校や桑名高校の上位にいる優秀な理系女子にこの質問をしたら、

「イエス」

 と言う。

「高校生くらいの男子は9割がバカで、性欲のかたまり」

 くらいにしか思ってない。もちろん、絶対にそんな男子に接近しない。付き合うなんて、とんでもない。冷静だから、優秀な男性で将来生活が安定しそうな相手を選ぶに決まっている。

  アホな女子は恋愛を夢みて語るが、賢い女子は

「お見合いでもいい。両親の方が人を見る目があるから」

みんなの読んで良かった!