第九十二章 橋下徹さんのこと

第九十二章

「橋下徹さんのこと」

大阪の選挙で「維新」が勝った。でも、考えてみれば広い世界の一都市である大阪の市政と府政の二重構造を改めるだけで、橋下さんのような政治家が8年間頑張ってもムリだった。

 抵抗勢力は受験や学校でも強い。たかが「クラブ活動を自由化する」という変更さえも現役教師が訴えても、保護者が訴えても、生徒が訴えても、50年間訴えても変えられない。イジメで生徒が死んでも変わらない。

どうしてなんだろう。

だから、賢い子たちは「学校離れ」「教師離れ」を起こして内職に励むしかなくなっている。塾や予備校を頼るしかなくなっている。親の経済力で、生徒の学力や進学先が決まるのではないかと心配される状況になっている。

ここ三重県では、最大の業者テストが受験者の減少で倒産。校内順位は相変わらず自分の順位さえ隠蔽。クラブは絶対「強制」。以前よりも締め付けが激しくなっているくらいだ。

ソ連や江戸幕府にも人材はいただろうし、改革もやっただろう。しかし、結局「大崩壊」するまでに至った。結局、学校も同じなんだろうと思う。三重県は日教組が100%という。一般の人では左翼は2割もいない。教員の採用の時に思想の自由を保障しているのだろうか。それとも、採用した後で強烈な洗脳を行うのだろうか。

 怖い話だ。

 日本社会は、明治維新も第二次世界大戦もアメリカの外圧と敗戦で体制変革が行われた。自力では些細な変更もできないらしい。

 情けない話だ。

若者に期待したい。今の大人はダメだ。選挙年齢も18歳に変更になった。大阪に変化が起これば、他の地方も変わる可能性がある。私の話を異常だと感じる皆さんは、三重県のヒドイ左翼教育をご存知ないからだと思う。

私は

「とにかく憲法第九条を暗記せよ」

「クラブは中学3年生の夏休みまで止めさせない」

「明日は給料アップのためのストだから、授業は自習」

「班を組め!分からないところは教えあうのだぞ!」

 こんな教育を受けさせられて、このような左翼大嫌いな大人になりました(笑)。

「おまえは、何様じゃ!」

  ライバル塾の人が私に投げかけた誹謗中傷のセリフです。メールや塾のHPに書かれることもある。たぶん、彼は、2つ勘違いしてみえる。

  • 自分はこういうセリフを言われるとイヤだから、こいつも嫌がるだろう。

  • 英語ができて、そんなにエライと思っているのか。

  • 私は皆さん同様、毎日掃除をしている。家の掃除、教室の掃除、ネットのいたずら書きの掃除、悪戯メールの掃除。さっぱりしてから仕事を始める。「何様じゃ!」と言われても「高木様じゃ」くらいにしか感じない。嫌がると思うのは間違い。

    英語検定1級や京大数学で7割というのは、希少価値がある。その水準まで達するのは楽ではないから。名古屋の7つの大規模塾で非常勤講師を14年間やっても、そういう講師に会ったことがない。

    でも、それは

    「旨いラーメン作りなら誰にも負けない」

     とか

    「足の速さなら誰にも負けない」

     ということと同じであって、無数の分野にそれぞれ達人がいるわけだ。何も自分が特別だとか優秀だとか認識していない。

    だから、私に対する誹謗中傷は的外れであって勘違いの意見を考慮するほどヒマでもバカでもない。つまり、全てスルーしている。腹を立てさせたいとか、傷つけたいとか意図しているのなら無駄なことだ。目的を達していません。

     

    私が相手にしているのは、ユークリッドの互除法とかド・モアブルの定理であって、そういう数学の壮大な世界の中では東大、京大、阪大、名大など全く差はない。受験生の気にするランキングや偏差値の差など無に等しい。

    ネズミが

    「オレ様のシッポの方が長いぞ」

     と言っているようなもので、まるで意味をなさない。

      ただし、人間社会ではその微細な差が大きな扱いの差になることも認識している。練習用のバイオリンと、名器と言われるバイオリンの音の差など私には分からない。しかし、分かる人にはそれが4万円と4億の違いに感じられるらしい。1万倍の違い。

      だから、違いの分かる人には私は価値のある講師らしい。誹謗中傷する人は、その価値が分からない。それだけの違いだ。

      こんな人たちに関わるのはイヤだからスルーしているが、橋下さんは戦っている。好きではないが、その点は高く評価している。私には出来ない。

    みんなの読んで良かった!

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