世界一周中の車に、500円払って僕の無謀な夢を描いたら…まさかの夢が叶った話

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僕やりたい事あるんで会社辞めます!

服にもう情熱も注げなくなりました・・・
すみません。

やっぱり、自分のやりたい事に情熱を注ぎたいと思うんです!
社長
そうか・・・

何そんな、悲しい顔してるんや!

自分のしたい事があるんやったら胸張って
生きてけ!!!

ほらっ!!!

え!?・・・!?

まさかの社長の言葉でした。

デザイン画を投げつけたり、あんなに怖かった社長が、今まで見せた表情で

一番優しい笑顔と言葉をかけてくれたんです。


今思うと社長の経営者としての、最後の優しさだったのが分かります。


それ以外の社員は、反対というか誰も後押しはしてくれませんでした。


むしろ、こいつ仕事もできないのに、一人で仕事できるわけないじゃない?

っていう風な目でみられていました。(当たり前ですが・・・)


父に、会社を辞め彼女を追いかけることを告げる


会社を退職し数日後、、、父と会うことにしました。

会社を辞め、海外に彼女を追いかけに行こうと思う事を父に告げました。


お・・・俺・・・会社やめて彼女を追いかけて海外に行こうと思う!

一度きりの人生だから後悔したくないんだ!
お前何いっとるねん!!怒

この前、就職したばっかりやろ!!
しかも転職して1年やろ?
だけど・・・このまま会社で働いてても未来が見えないんだ!!
じゃあ、俺は何してきてるねん!

俺は、お前を産んでからもずっと、
会社に勤めてきてるやろ!怒


そんな社会甘いもんちゃうなんぞ!!

何が彼女じゃ!!
で・・・でも・・・もう自分で決めた事なんだ!
もう知るか!!

お前なんか、もう知らん!!
絶縁じゃ!!怒
次に会うのは、もう墓場の中や!!!怒


怒る事はもちろん想定していましたが・・・

絶縁までされるとは思ってもいませんでした・・・。

あまりにも言われた事がショツクでずっと頭に中には

次会うのは、墓場の中や!」という言葉がひっかかっていました。

でも、親の立場になったら、そう言うのも無理がないですよね・・・。



1日14時間以上のPC生活が始まる


会社や父親、全ての環境をなくした僕は、その空いた穴の穴埋めをするように

朝の8時に起床して夜中まで、ひたすらPCしか触らない生活が始まりました。


ただ、そんなに人生は甘くはなく。


2ヶ月目には2万円稼げたものの・・・

生活できるまでには程遠く・・・

少しの貯金も底をつきました・・・。


バイトをすることも考えたのですが、バイトする時間がもったいないと

考え僕が思いついたのは治験でした。


1日2万円貰えるし、採血以外はお金が貰えるのでアフィリエイトの

勉強ができると思い選びました。


そこでもひたすら誰とも話す事なく、人生を変えたい一心でひたすら

アフィリエイトの勉強をしていました。


治験の2週間生活を終え、20万円の報酬を貰いました。



が・・・


20万円の報酬も生活費と家賃、そしてアフィリエイトの投資に回して

行きました。食べるものは、さらにひもじくなって、カップラーメンやもやしが主食に

なり、体重は60kgから55kgになりました。


20万円は、すぐに消えた・・・


治験で稼いだ20万円も、アフィリエイトの投資に回したら結局2ヶ月程で

なくなりました。


そして・・・おばあちゃんに嘘をつく。


お金と、そして勉強する時間がどうしても必要な僕は、さらに

最低な行為をとりました。


それが、おばあちゃんに嘘をついてお金を借りたのです。


会社をやめた事は、おばあちゃんに言ってなかったので

引っ越しするという事を口実に、お金を借りるように言いました。


ば、ばーちゃん・・・俺、もう少し家賃の安い場所に引っ越ししたいんだ。

その方がもう少し将来のために貯金もできると思うんだ!
ばーちゃん
そうなんか〜〜でも、あんた、引っ越しするお金あるんか〜?
そ・・・それが、今貯金がなくて・・・
できたらちょっとお金借して欲しいんだ・・・。
ばーちゃん
そっか〜まぁ、あんたも真面目に就職して給料も低いし仕方ないわな〜〜〜〜
・・・・。


今、考えても最低ですよね・・・。

そうやって僕は、最低の生活に最低な行為を繰り返し生きていました。


もう、後戻りも何もできない・・・これがダメだった。。。

もう・・・。

家族にも嘘をついて裏切った罪悪感しかありませんでした。


そんな、人生の一番どん底にいた僕の目に入ってきたものは?


そんな人生のどん底だった僕の目に入ってきたのが

大学生二人が車で世界一周をしている企画でした。

その企画内容が、「あなたの夢を僕たちの車に書きませんか?」という企画でした。


この企画を見ていると・・・

何か胸にすごい熱いものを感じました。

・ガンと戦う人

・家族を想う人

・自分の人生にまっすぐ生きる人

・自分自身の信念を生きる人





色んな人の色んな夢を目にして、どんどんと胸が熱くなり

作業やどん底生活で忘れかけていた夢にもう一度火がつきました。

そして僕も、思うがままに夢を書き、500円払って車に書いてもらいました。

その夢がこれです。




1、月収100万円
2、バリの大富豪兄貴に会いにいく
3、アメリカに移住できる環境を作る
4、もう一度世界一周にでれる環境を作る

会社を辞め、父に縁を切られ、ばーちゃんに嘘をついてお金を借りて

人生のどん底だった時に書いた夢です。


そこからは、ひたすら夢に向かって作業をしました。


もう一度自分の夢をしっかりと決め、僕はひたすら夢を逆算して深掘りしてみました。

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