(5位)、第百六章 医者がエリートと思っていますか?

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第百六章

「医者がエリートと思っていますか?」

 私の塾の合格実績として「京大医学部」「阪大医学部」「名大医学部」「東京医科歯科大」などと書くと

「何をえらっそうに!」

 と誹謗中傷がとぶことが多い。八つ当たり、妬み、僻み、嫉妬など、人間の醜い面が現れる。それも、匿名のメールや掲示板の書き込みや、正々堂々と意見表面ができない情けない人たちが多い。

  確かに、医者になる人は親の平均収入は一般の平均収入より多いだろう。しかし、私の指導させてもらった子たちは貧乏か極貧という子もいた。

「A子ちゃんのこと」http://storys.jp/story/18470?to=story&referral=profile&context=author_other

「Mくんちの、不味いインスタント・ラーメン」 

http://storys.jp/story/19520?to=story&referral=profile&context=author_other

  私は年下なのに、いろいろ学ばせてもらった。もちろん、お金のかかる大学になど行けるはずがないので「自治医科大」とか「防衛医大」しか選択の余地がなかった。それは、もう感動するくらい勉強していた。

  そんな子に向かって誹謗中傷、それも匿名なんて卑劣な人間にしかできない。ただ、救いは優秀な子たちは忙しくて愚かな人の声に耳を傾けるヒマがない。何とか貧乏を脱出しようとか、親の期待に応えようと必死なのだ。

  国立難関大の医学部なんていったら、1万人に1人くらいしか合格できない。大多数の子から見たら「変な子」に見えるに決まっている。そんなことをいちいち気にしていたら何もできないのでスルーするしかない。

  もちろん、教師の語る「愛」「絆」「助け合い」などにも耳を貸さない。医者にチームプレーは必要ない。弁護士にも必要ない。研究者にも必要ない。シェフも、歌手も、俳優も、すべて個人の技術だ。一匹狼でなにが悪い?

  贈る言葉

武田鉄矢 作詞
千葉和臣 作曲

暮れなずむ町の光と影の中
去りゆくあなたへ贈る言葉
悲しみこらえて微笑むよりも
涙かれるまで泣くほうがいい
人は悲しみが多いほど
人には優しくできるのだから
さよならだけではさびしすぎるから
愛するあなたへ贈る言葉

夕暮れの風に途切れたけれど
終わりまで聞いて贈る言葉
信じられぬと嘆くよりも
人を信じて傷つくほうがいい
求めないで優しさなんか
臆病者の言い訳だから
はじめて愛したあなたのために
飾りもつけずに贈る言葉

  受験勉強に「愛」「絆」「助け合い」は必要ない。受験場で助け合ったら、それはカンニングだ。本当の愛情は、助けることではなくて突き落として這い上がらせることだ。

「誰も助けてくれなかった。優しくなかった」

 なんて、みにくい敗者の言い訳だ。強くなければ、本当に助けが必要な人に手を貸すこともできない。成績が良い子の共通点は、他人のことにあまり関心を持たないことだ。

  自分が最善を尽くすことに集中しているので、他人を気にするのはテストの結果で順位が出たときだけ。普段は、

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