18歳の頃女に振られ、精神的におかしくなってしまった件。それを救ってくれたのが、元妻であった。①

後編: 18歳の頃女に振られ、精神的におかしくなってしまった件。それを救ってくれたのが、元妻であった。②


 元々は単に優しい男だったはずの俺なんですが、高校生時代に好きだった女の子から浮気をされ、人間を全くと言っていいほど信用できなくなってしまいました。


浮気。


許されないし、してはいけない事です。


俺は高校生時代、早稲田大学の政治経済学部を狙って受験勉強していました。


そして現役の時は見事に玉砕。


そうして浪人生となった俺は、当時付き合っていた彼女が見送ってくれて、父と母の暮らす、九州へと引っ越しました。勿論一年後に早稲田の政経に合格するつもりで、飛び立ちました。


当時の俺は浮気等一度もしたことが無く、勿論彼女のことが大好きだったと言う事もありますが、固定観念というか物凄く潔癖症で、自分の彼女が一番最初に来て、二番とかあり得ませんでした。


その彼女と毎日のように電話しあい、毎日のように手紙が来ておりました。


その彼女から一週間ほどの間、一度も連絡がつかず、一切の手紙も何も無い時期がありました。


俺は浪人生。彼女は音大生でした。


俺は彼女の親に一週間ほど東京に帰るつもりなので、一応その飛行機の便名を伝えました。


そうしたら、彼女の親は伝えますと短い言葉を俺に言いました。


何となくですが、嫌な予感というものは当たるものですね。


彼女が待ってるか、待っていないかどうかも分からずに、俺は飛行場につき、飛行機を降りて出口へ。


そうしたら、彼女がだいぶ様子が変わって待っていました。


何となく化粧もして髪の毛も染めており、昔の俺の彼女だった頃の初々しさは一切そこには見当たりませんでした。


ぎこちない挨拶を交わして、モノレールへと向かいました。俺はお昼食べようよと?誘いました。


そして渋谷のカレー屋さんに向かいました。



本当に久しぶりだね?元気にやってた?
N
うん
何かあったの?沈みこんでるように見えるけど?
N
ううん。ただちょっと考え事してて。ごめんね?ねこねこ。
いいや、良いよ。それよりも久しぶりに会ったんだからカラオケでも行く?
N
ねこねこ。
うん?
N
私ね、午後からサークルの集まりがあるの。
サークル?それって四ヶ月ぶりにあった彼氏よりも優先するような大事な事なの?
N
大学生になると色々と大変なのよ。ごめんなさい。
謝ってばっかだね?
N
うん。もう行かなくっちゃ。ごめんなさい。また連絡するね?
ああ。分かった。俺は一週間兄貴の所にいるから、絶対に連絡しろよ?
N
うん。分かった。じゃあね。ねこねこ。

俺たちは本当に仲の良いカップルで有名だった。何時も手をつないで仲良く帰った学校からの帰り道を思い出すと、何だか凄い不安で仕方が無かった。何かあったんじゃないか?


でも、連絡するって言ってるんだから、待ってよう。


そうやって俺は嫌な予感を振り払うように、兄貴のいるマンションに向かった。


中学時代に同級生だった仲間とかと遊んであっという間に帰る日になった。


おかしい。絶対におかしい。


半年間会ってない内に、何かあったんじゃ?そう直感は言っていた。


俺は連絡をした。彼女の家に。。。。。。


そうしたら彼女は出た。今から会おう!何かあったことは大体見当はつく。でも話もせずに実家に帰るのは絶対に嫌だ。


俺たちは地元のロッテリアで11時に待ち合わせをし、俺は待っていた。ずっと彼女が来るのを。


そして、彼女の家から僅か30分ほどの場所で俺は待った。


でも、来なかった。彼女は来なかったのだ。


そうして最終便に間に合わなければ、という思いであせった。そこに俺はずっといた。八時間もの間待っていた。


そして午後の七時に彼女の家に連絡をした。彼女の母は言った。今帰ってきたわ。電話代わるね。。。。。と。



どっか行ってたのかよ?
N
ちょっとサークルの先輩のうちに行ってたわ。
音大のサークルか?
N
ううん。違う大学の先輩。
ふ~~~ん。あ、そう。違う大学の先輩ね?
N
うんごめん。どうしても抜けられなくって。
男だろ?
N
うん。そう。
何処の大学?
N
言いにくい。ねこねこ、浪人してるし。本当に言いにくい。
だから、何処だよ?

そこから彼女はずっと黙っていた。最終便はもう出た後だった。公衆電話は永遠かとも思える沈黙を続けた。

早稲田か?
N
ううん。違う。
何処だよ?
N
ええと、、、、、、、東大なの。ごめん。ねこねこ。
東大って東京大学か?
N
うん。
学部は?
N
経済学部。
そっか。んじゃあ、俺とは終わりだな。
N
うん。ごめん。
いいよ。仕方ない。東大か。。。。

俺は公衆電話のボックスの中で崩れ去り、足元が急に涙で見えなくなり、「さようなら」といって受話器を置いた。


何でよりにもよって、東大なんだ?他にも沢山大学はあるだろうに。。。。


そこから俺は悪に走った。


とことんまで女という女に復讐してやるとさえ誓った。


そうして大学受験があった。俺は東京大学に入るためのネックの数学が出来ないためにセンターが通らない。そして早稲田に行っても、東大には敵わない。


悔しい事に東大に行くことは出来なかった。


俺は彼女と同じ駅にある大学を受験した。ここからが大失敗続きの人生になった。


俺は通って晴れて大学生にはなったが、心は腐っていた。東大以外は人間じゃないみたいな観念に襲われてしまったのだ。


不思議と彼女に対する復讐という考えは思いつかなかった。


彼女というよりは女、全てが攻撃対象になった。


そんな事を考えて俺は遊び人へと変身してしまった。


本当に下らないのである。


一つ言える事があった。女は計算で生きるものなのだという事。

それは仕方が無いのだなあと最近思うようになった。何せ子供を育てるため、もしくは種の遺伝の為に劣性遺伝子は排除し、より良い遺伝子を探すのだ。


そこの関係図を変えてくれたのが、元妻であった。





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18歳の頃女に振られ、精神的におかしくなってしまった件。それを救ってくれたのが、元妻であった。②

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