第百十章 高学歴男子に「頭が悪そう」と思われる禁句ワード
第百十章
「高学歴男子に"頭が弱そう"と思われる禁句ワード」
月9でもたびたび話題の高学歴男子。博識で律儀なイメージのある高学歴男子ですが、女子とは会話が噛み合わないこともしばしば……。
そんな高学歴男子の前で、うっかり口にしてしまうとバカにされがちなワードをまとめました。
科学的じゃないこと
© ローリエ 提供
秋は行楽デートの季節。心地いい自然の中にいると、つい口をついて出てしまうのが、「マイナスイオン」というワードなのではないでしょうか……。科学と論理に基づいて生きてきた高学歴男子にとって、そんな感覚的な発言は聞き捨てならないもの!?
理系男子は仕事が安定していて、結婚相手として好まれるそうだ。しかし、理系女子を「変」と感じるような頭の悪い女子では、理系男子の方から
「お断り」
だろう。私は文系出身の英語講師で、数学は余技だ。それでも、AKBのような女子はお断りだ(まぁ、向こうもそうだろうが)。感情的、感覚的に生きている女子といると苦痛だから、なるべく避ける。時間とエネルギーの無駄使いだからだ。
学校の先生は
「何でもやり過ぎは良くない。バランスが大切」
と言う人が多い。おそらく、徹底的に何かを追求したことがない。一流とか達人の域に達したことがない。だから、そんな発言がとびだす。一流の人は、凡人のものさしで測ったら思いっきり「歪んでいる」ものなのだ。
「相棒」の杉下右京や、「ガリレオ」の湯川先生を思い出してほしい。「アタル」は病気と診断されてしまう。しかし、病気というのは「大多数の凡人を正常とした場合」という前提での話だ。
私は格闘技オタクだ。もう40年も練習を続けている。ジャッキー・チェンと一緒に「TVジョッキー」に出演したのが自慢だ。格闘技の試合では、
「殴ったりしたら可愛そう」
という通常の価値観は無用だ。しょせん、争いから派生した技術。野蛮なくらいで、ちょうどいい。戦争状態に置かれたら、平和なときの優しさなど無能で頼りないこと極まりない。
状況が変われば価値観も変わるのだ。
受験指導という戦いの場に身を置く私にしてみれば、
「クラブと勉強の両立」やら「助けあいと絆」やら「愛と友情」
なんて、何の役にも立たない空虚なスローガンだ。受験に友情は要らない。就職試験に助け合いは無用。商売とスポーツは何の関係もない。評価されない。シロ・クロはっきりさせるのが理系思考というものだ。
(1)
「日本語は難しいです。私は日本に着いて一週間目に友達に言われました」
「あぁ、先週着いたのね」
「センシューって、イッシュウカンマエと同じですか?」
「え?うぅん、まぁ、だいたいね」
「分かりました」
「じゃ、私はセンシュウカンマエに日本に来たとも言えるわけですね?」
(2)
「あれ?今日は涼子ちゃんがいませんね」
「あぁ、彼女は旅行に行った」
「そうなんですか。リョコウさんはリョウコに行ったのですね」
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