高木教育センターのありふれた日々(12)
と言っても信用してもらえない。それで、自分で京大を受けて成績開示して英語8割、数学7割を実証してみせたのだ。
私の指導にはマニュアルがない。毎回、生徒の方が教室に入ってくると
「今日はどうしたいのでしょうか?」
と尋ねる。すると、
「今日は数学の宿題の解けなかった問題を教えてほしい」
とか
「数列と確率の融合問題ってありませんか?」
と言う。それで、その質問に答えたりリクエストのあった問題を提供して類題を練習してもらう。
つまり、私にも
「今日の授業はどうなるのだろう」
と予想がつかない。だから、あらゆる場面を想定して準備をしておく。どんな問題が出ても対応できるように英語と数学の練習を繰り返し、類題のプリントをあらゆるジャンルで用意しておく。
文字で書くと、この3行で終わりだが実行するのは楽ではない。ほとんどの予備校や塾が不可能だから、優秀な子は河合塾や駿台をやめて当塾に移ってきたりする。
第百十二章
「今年は、四高国際科、四高普通科、桑高普通科、川越国際文理、川越普通科、合格」
塾生の子が難関校に合格すると、塾では手柄を立てたごとく「合格実績」を広報しなくてはならない。塾生募集の最も強力な武器になるからだ。しかし、受験の主役は生徒であって、塾や予備校講師の貢献度は1割にも満たない実感がある。
要するに、賢い子が集まってくれたというだけだ。
当塾では原則として中学生から来てもらっているが、中学生なら10年後、20年後の姿がおよそ予測できる。遺伝子だけでなく、育ちもほとんど完成品なのだ。良い入れ物だから、いくらでも入る。
京都大学の受験票と成績開示。クリックで拡大されます。 ↓
高木教育センター イン ニューヨークhttps://youtu.be/sCCEGYlgp20
オリンピックの強化選手を日本中から集めてきて、特別に訓練するのと同じ原理だ。ダイヤの原石を見つけるのが圧倒的に大切で、あとは丁寧に磨くだけなのだ。難関校の受験生は、ダイヤの原石が多いので競争が激しい。
ノーベル賞の山中先生は神戸大学。青色発光ダイオードの中村先生は徳島大学。今年のノーベル賞の梶田先生は山梨大、大村先生は山梨大。大学入試の結果くらいでは、本当の才能は分からないが、それも一定レベル以上での話。
1、「京大二次」英作文の採点基準(ネット添削可)。
(3000回以上再生)https://youtu.be/M6LFIjXhwVM
しかし、学問で食っていく職種など教授のほかには医者、弁護士、弁理士、司法書士、予備校や塾講師などほんの一部の人たちだけ。社会全体でみたら少数派なのだから、一般ピープルは気にする必要はない。
でもね、受験勉強を狭く考えている人が多いけれど入試から離れて「英語」「数学」をながめている人も多いんだよね。
私は英語を勉強していたから、アメリカの生活を経験できた。数学を勉強してきたから、ムチャクチャ賢い子の指導ができている。京大医学部、阪大医学部、名大医学部に合格できるような子って、数が少ないからなかなか知り合うチャンスはないでしょう。
2、 「こうやって、京大数学が7割解けるようになりました」
(2万回以上再生)https://youtu.be/kQ-mlEj2DXA
私は、そういう才能のある子と日常的に話をしている。合格実績があがるので塾の評判は右肩上がりで経営は安定する。こんな恵まれた生活ができるのも、両親が私の躾に気を配り、大学に行く援助をしてくれたお陰で感謝している。
勉強をすると、いろいろな場所に行け、普通は会えない人に会え、収入も安定することが多い。いいことが、いろいろあるよ。
平成13年度、合格者
京都大学「医学部」、名古屋大学「医学部」
3、「Z会を8年間やって分かったことhttps://youtu.be/_AsvOhdrYUs
(2万回以上再生)
「中学生や高校生を教えるのに英検1級なんか要らないじゃん」
「京大受験生なんてほとんどいないのに、なんで成績開示する必要があるの?」
と言われたけれど、やってきて本当に良かった。
美味しいものが食べられて、楽しい人と会話ができて、精神衛生上よいので健康にもいい。生徒が合格すると喜んでもらえるし、保護者の方には感謝してもらえる。こんな良い仕事はめったにない。
合格体験記 (1クリックで拡大されます)
名大医学部 京大薬学部 三重大医学部
4、こうやって、英検1級に合格しました(3万回以上再生)
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