器が大きくなると、つまらない
今年1月10日(土)のテレビ
「SWITCHインタビュー達人達
朝井リョウさん(25)
直木賞作家
『桐島、部活やめるってよ』など
×
東出昌大さん(26)
俳優
「ごちそうさん」杏さんの夫役 」
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朝井リョウさんの小説は、デビュー作
『桐島、部活やめるってよ』を下の子が買ったので
読んだ。
6歳から書いているというからすごい。
かなりませている。
小説を書くために生まれてきたのかな、という感じ。
小学生くらいの時から客観的に自分(と周り)を観察している。
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「日本って共感文化」
「(行動の)きっかけの部分に、人って共感する」
だから、そこをしっかり書くそうだ。
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『スペードの3』では、女性同士の悪意や嫉妬、
プライド、コンプレックスをどろどろに描く。
朝井リョウさんはいう。
「人間って、器が大きくなると、いろんなことが許せてしまう。
器が大きいってつまり、思考止まること。
それにならないために、どうするかっていうと
書くことになる。
書いていると、すごく小さなことが気になる。
小さいことを気にしながら書いていくと、器が大きくならないで済む」
これは、わかる。
器が大きくなったり、悟ったふうになってくると、なんかなんでもよくなってくる。
「まあ、いいじゃない」という感じ。
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周りとなじむし、周りを受け入れるし、
同調圧力の強い日本にいてとても生きやすくなる。
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でもそれって、つまらない。
それは、生きていることだろうか、と思うのだ。
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東出さんは、しゃべり方とかちょっと松潤に似ている。
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それにしても、朝井さん、25歳。長男より3つ上なだけだ。
若~い。
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