日本一厳しい所に四日間行ったら、悩みがなくなって最高に幸せになれた話

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その告白を聞いたとき、皆が自然と笑いました。


他の雲水さんも自然と笑いました。


そのとき、はじめて雲水さんの笑顔を見ました。

今までの厳しい表情とは違う、とても優しい笑顔でした。


はじめて雲水さんの人間らしいところを見ることができました。


修行を終える四日目にいいことがあると聞いていましたが、

それとは別に、四日目に雲水さん達の

あの笑顔を見られたことが僕の宝になりました。


そして、雲水さんは最後に、


これから下山されると

今まで見ていた世界とは違う世界が見えます。

しかし、ここで修行が終わったわけではありません。

これからも一日一日、精進して下さい!


と、そう言い、

参加者全員へそろって一列で合掌低頭(おじぎ)しました。


皆も合掌低頭しました。


このときの言葉は、今でも重く在ります。


そして、僕の永平寺参禅修行は終わりました。


参禅者を指導される雲水さん達は毎回同じではありません。

雲水さんは皆個性のない同じお坊さんに思う方もいますが、

そうではありませんでした。


彼らだって一人ひとり違いました。


あのときの参禅研修は、

もう二度と誰も同じものを体験することのできない

あのとき限りのものなのです。


それは唯一無二の日々のように。


雲水さん達とお別れの後、

今度は他の参禅参加者達との別れの時がきました。


最後の挨拶をし、

一人、そしてまた一人と

それぞれが帰るべきところへ帰ってゆきました。



永平寺を下山すると雲水さんの言われた通り、

世界は今までとは違っていました。




光と希望で満ちていました。


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<追記>

現在、禅の師匠に出会えて

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