妊娠8ヶ月の妊婦が東京に一人旅して、見知らぬ外国人と朝の4時から築地へ寿司を食べに行ったお話。4話

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いよいよ久しぶりに東京に行く日。


前の日はなんだか大事なイベントの

前の日みたいにワクワクして

一睡もできなかった。


1ヶ月半前まで

普通に仕事に行って、

普通に友達と遊んで、

普通に暮らしていた場所なのに。


それほど私は楽しみにしていた。


那覇から羽田へは2時間のフライトでつく。



羽田について、

東京の空気を感じた時


沖縄のムシムシとしたなまぬるい空気とは違って

ツンと刺すように冷たくて、


なんだか目が醒めるような気がした。


一気に東京の感覚が戻ってきた。


空港からまずは行きつけの

美容院を予約していたので吉祥寺に向かった。


それからカラーカットを済ませたあと


前住んでいたシェアハウスに向かい

そこでクリスマスパーティーの

一晩過ごした。


シェアハウスの仲間たちは

1年半も時間が経っているけど

気を使うこともなくて


兄弟でも家族でも友達でもない存在。


でも家族のようにあたたかくて。



いつでも東京に帰ってこれる場所が

あるってありがたいな^^って思った。


楽しい時間はあっという間に過ぎていった。


前の日も寝ていないというのに

クリスマスパーティーで

Wiiをしたり夜更かしして

あいかわらず寝不足状態が続いていた。


次の日、朝起きて


昼間は前勤めていた職場に遊びに行ったり

ショッピングしたりして

過ごした。


夜はまた友達と会ってご飯をして


東京2日目のその夜、

予約していたホステル IMANO TOKYO HOSTEL/CAFE&BAR 

に向かった。


2日間、まともに睡眠をとっていなかった私は

21時くらいにチェックインした時点で

かなりクタクタだった。


『早く寝たい・・・・。』

正直それしか頭になかった。


フラフラになりながらシャワーを浴びて

PCでメールなどをチェックしていたら

もうすでに真夜中の0時を過ぎていた。


ホステルの部屋は6人の相部屋で、

2段ベッドの形式になっていた。


ホテルのレビューを事前にチェックして

下の段は上の人の物音でうるさいかもって

書かれていたので


私は上の段を予約していた。


自分のベッドの中でゴロゴロする私。

寝ようと頑張ってみるも体が疲れすぎていて

頭がさえてなんだか寝付けなかった。


そして、追い打ちをかけるかのように

室内の暖房がかなり強すぎて

暑すぎて寝付けなかった。


暖房が暑すぎて寝れない〜。ん〜ん〜。

2時間くらいベッドでゴロゴロして

ようやく寝ることができた。


それからスヤスヤと寝ていた私。


それから2時間くらいたった頃・・・


コンコン!コンコン。


ん?なに? この真夜中に・・・
何かカーテンの外から私のベッドをノックしている人がいるんだけど。


不思議な物音で目をさました私は

ベッドの前のカーテンを開けた。


目が悪いから、あまりよく見えてないけど

目の前に一人の女の子が立っていた。


同じアジア人のようだ。


その子は、寝起きの私に向かって

何かわからない言葉でいきなり話しかけてきた。


女の子
你会说普通话吗?
???????
女の子
Do you speak Mandarin?マンダリン話せる?()
NO I only speak English and Japanese. 英語と日本語しか話せないよ。
女の子
Oh , ok. if you are awake , can we go out together?? もし起きてたら、行きたいところがあるんだけど。


訳すると、その子の言いたいことは

こういう事らしかった。


『もし今起きてたら、一緒に外に出かけない??』


私の心の声
この朝の4時に、起きてるわけないでしょ・・・!笑
私の心の声
起きてるというか、あなたにちょうど今起こされたんですけど・・・。


正直心の中で

そうツッコむしかない。



突然の出来事に何がなんだかわからなかった私は、

眠い頭をフル稼働させて

英語で会話を進めることにした。


『NOW?』(朝の4時なんだけど・・・・。)
女の子
『そうよ。築地にいきたいの。』


『そうよ。築地にいきたいの。』


その子はそういって

築地の寿司がたくさん載ったパンフレットを

私に見せてきた。


本当のことを言うと

私はお寿司があまり好きではない。


でも行ったら

何か面白そうな事が起きる気がして


行こうと決めた。


Give me 10 minutes. I want to make up. 今からメイクするから10分待ってて。
女の子
OK sure. いいよ。


そうやって

全くの初対面にもかかわらず


私は朝4時から見ず知らずの外国人と
築地に向かう事になったのだった。


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妊娠8ヶ月の妊婦が東京に一人旅して、見知らぬ外国人と朝の4時から築地へ寿司を食べに行ったお話。最終話

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