しないほうがいい離婚もある


『デスパレートな妻たち』

シーズン7。



デスパレートな妻たち シーズン7 コンパクト BOX [DVD]/ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社



このシーズンで、

1番深刻なのはリネット。


リネットと夫トムは基本仲いい。

子供も5人いる。


なのにどんどんおかしくなる。

最後には

「離婚」って話になる。


これ、

リネットが悪いよ。


リネットは

夫が自分のしきる世界から

出るのが嫌なんだ。


いつも自分の世界のなかに

おさめていたい。


なぜかっていえば

      


世界観:家族は自分がしきるもの。

前提  :自分が頑張らないといけない。

      頑張らない自分は価値がない。


ってなってる。


それは

リネットの育った家が

無責任な母親だけという家庭で

リネットは子供なのに

家事からなにから

家のことをしきらなければならなかったから。


それが

リネットにはあたりまえの世界になっている。


で、

それでやってきた。


そういうリネットを

トムは子供の頃の家庭環境から

理解して(別のシリーズで言ってた)

あえて負けていた。


対立することもあったけど

最後には

一歩ひいて負けてあげていた。


実際

トムにはリネットの力がいつも

必要だったし。


でも今回のシリーズでは

トムがリネットの力の

およばないところで

成功してしまった。


で、2人のけんかが絶えなくなって

トムは1度家を出ようとして

帰ってくる。


「(僕がいないことを)

みんなにとりつくろっている

君の姿を想像すると哀れだったから」

(こんな感じ)


トムは愛情たっぷりなのに

リネットは言うんだ。


「(あなたがいなくなって味わった気持ちは)

解放された、だった」


ちがうよ、リネット。


解放されたのは

トムがいなくなったからじゃないよ。


自分の無価値感と

闘うことから

の解放だよ。


トムがいなくなれば

また自分が家族のために

頑張らないといけなくなる。


          

頑張る自分は価値がある。


になりたいからだよ。


この場合は

離婚しちゃだめだよ。


リネットが手放すべきなのは

トムじゃなくて

まちがった世界観

前提だよ。


問題だらけの

『デスパレートな妻たち』


殺人未遂とか殺人は日常で

そうそう起こらなくても

彼女たちが抱える問題は

みんながけっこう抱えている問題なんだよね。


見たことない人はおすすめ。


自分を生きるためのコラムブログはこちら↓

http://ameblo.jp/bijindo-anti-aging/


著者の山崎 理恵みりえさんに人生相談を申込む

著者の山崎 理恵みりえさんにメッセージを送る

メッセージを送る

著者の方だけが読めます

みんなの読んで良かった!

STORYS.JPは、人生のヒントが得られる ライフストーリー共有プラットホームです。