おとうさんからの宝物

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おとうさん。

あなたがあの世に逝って11年経ちました。

時がたてば経つほど、あなたを近くに感じています。

時がたてば経つほど、あなたからもらった宝物をありがたく感じています。

おとうさん。

あなたは僕に生きる力を与えてくれました。

どんな困難にも立ち向かい、自分の足で大地に立つ力を。

自分の可能性を信じ、最後まであきらめない力を。

おとうさん。

あなたは僕にやさしさを教えてくれました。

損得は関係なく、ただ困っている人に手を差し伸べることを。

ささやかでも、できることからすぐにして差し上げることを。

おとうさん。

11年前の秋、あなたの余命3か月を突然お医者様に告げられました。

72歳にして腹筋100回くらいは平気なあなたでしたので意味がわかりませんでした。

あなたが病気になった姿も記憶にありません。

その宣告は僕にはあまりにも突然で残酷でした。

おとうさん。

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