テンションにご注意
朝の改札。目の前で「ピンポーン」と引っかかるとちょっとイラっとする。
エスカレーターの「登る側」という暗黙のルールを知ってか知らずか、立ち止まって流れをせき止めている人を見てムカっとする。
時間にして数秒〜数十秒のロス。
この程度の余裕も無くなってしまったのか、と、ある日ふと反省した。
陽気で気分が高揚する様をよく「テンションが高い」と言うが、「テンション」とは「張力、緊張」の意であり、従って英語で「ハイテンション」は
ストレスが溜まっている 緊迫した状況
のことを言う。
朝の「イラっ」「ムカっ」はちょっと「ハイテンション」気味だったんだと思う。
輪ゴムに指をかけ、横に広げて「テンションを高く」すると、伸びて細く、また硬くなる。
ちょっと突ついただけで強く反発するようになるし、
テンションが高い状態が続くとダラリと弛緩して元に戻らなくなるし、
さらに力を加えるとプッツンと切れるようになる。
周りの刺激に対する自分の反応で、テンションにアテンションを。
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