日本では絶対味わえなかった、心を通わせる、アンドリューの話。
溢れて止まらないものが、ここぞとばかりに、たくさん出てくる。
とまれ!とまれ・・。
でも、止まらないほど、溢れてくる想い。。。
こんなに愛をくれて、どうして自分は感謝の一つも、心から言えなかったんだろう。
どうして、何も言えずにつっけんどんな態度を取ってしまったんだろう・・
どうして・・どうして・・今なら、間に合う・・
そして。
気づいたら、僕は彼の肩をびしょびしょに、濡らしていた。
そして、誰の目もはばからずに、泣いていた。
止まらなかった。我慢していたものが、溢れていた。
ごめんね、ごめんね、ありがとう。アンドリュー。本当に、ありがとう。こんなにたくさん、ありがとう。
僕はずっと堪えていたのかもしれない。自分が自分でなければならないと、勝手に思い込んで、作り上げた自分を、本当は壊したかった。
でも、ノックをされては心を開かず、ずっと閉じこもっていた。
それを、アンドリューは、こじ開けるわけでもなく、最後の最後までノックをしてくれた。そして、僕がドアを開ける瞬間を待っていてくれた。
嬉しかった。心の底から、心を通わせるアンドリューのことが、嬉しかったんだ!
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