【障害者のあなたにあって、僕にはないところ】

2年前の話。

結構、長い話にはなるので
この文章を見て日常生活に
満足をしている方であれば
これ以上、読まなくても大丈夫です。

では、話を進めます。

僕は仕事の関係で滋賀にいました。
仕事でもプライベートでも
毎日、毎日、同じことの繰り返しに
嫌気がさしていました。

「また今日もこんな作業しなくちゃいけないのかよ。」

そんな不満を抱えながら
毎日を過ごしていた。

しかし、ある出来事が
キッカケとなり
僕の人生が180度変わった。

ある日のこと

会社の研修で
障害を持っている方々の
(気持ちを不快にさせたら、ごめんなさい)
会社の社長さんが研修に来て下さった。

会社の名前は「日本理化学工業」
学校のチョークを取り扱う会社で
会社員80人中61人が知的障害者だ。

社長の大山貴久さん。

この方のお父さんが
初代の社長さんであり
2代目の社長が貴久さんです。

この方の生い立ちを書くと
長くなってしまうので
割愛させて頂く。

とまぁ、この方も
ある日から知的障害者の先生が
会社に来て、生徒達を雇ってほしいと
懇願したことから雇用が始まる。

この方のストーリーを
聞きながら感じていたことは
とにかく、障害を持っている社員さんから
日々、学ぶことが多いそうです。

とにかく、勤務態度は真面目で
新しく入った新入社員さんにも
懇切丁寧に教えているそうです。

この会社の話を聞いて感じた共通点は
社員全員が誰に対しても

【学ぶことにおいての素直さ】だった。

とにかく、1日1日を社員さん達が
日進月歩している様子を聞いていると
自分に今足りないことは
【素直さ】だったことに気付かされた。

〜知的障害者の施設で出会った仲間〜

僕は彼の素直さを学びたいと思い
休日を使って、京都にある
障害者施設にボランティアに
行くことを決めた。

ボランティア当日。

期待と不安が交差していた。

「どんな人達がいるのかな。」

心の中でそんな気持ちを抱きながら
施設に足を踏み入れた。

施設に入ると
障害者のA君が出迎えてくれた。

「こんにちは!」って
笑顔でニコッと笑うA君は
僕と同い年くらいの男の子。

A君は僕に手を差し伸べて
握手をしてくれました。

「この笑顔と純粋さは何なんだ」

入ってから1分も経たないうちに
そんな彼等の歩み方に心を打たれた。

施設内をスタッフさんに
説明して頂き、ボランティアが始まった。

ボランティア内容は至って簡単で
そのA君達がオモチャで遊ぶのを
サポートしていた。

サポートに入って
僕がオモチャの扱い方を説明した。

すると真剣に聞いてくれるA君達の
素直さに心の中を突き動かされていった。

遊びをレクチャーしてから数分後。
面白いことが起きた。

僕がレクチャーしたオモチャを
ずっと手にしている
僕と同い年くらいの女の子Bさん。

Bさんは夢中になって遊んでいた。

それを羨ましそうにA君が見ていると
それに気付いたBさんが

「ハイッ!」と笑顔で渡した。

確かに、大山社長が言っていた
【素直さ】がここにもあった。

僕は日々の日常を
改めるようになった。

とにかく、笑顔で
誰に対しても【素直に】

まだまだ、素直になんて
とても彼等にはかないっこないけど
彼等から沢山のことを学んだ。

僕にはなくて彼等にあるもの

それは【素直さ】だった。

最後まで読んで頂き
ありがとうございました。


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