高木教育センターのありふれた日々(17)

4 / 13 ページ

(写真:アフロ)

運動部 週に2日以上の休みを

・中学校は週に2日以上の休養日を

・高校は週に1日以上の休養日を

・長期休業中はまとまった休養日を

・平日は2~3時間まで、土日は3~4時間まで

これらはすべて、文部科学省がかつて運動部活動に関する報告書のなかで示した、運動部の適切な活動量(休養のあり方)である。

中学校では週に「2日以上」、高校でも週に「1日以上」の休みが要請されている。

 

第百六十三章

「私は感情になど興味はないby 湯川」(3)

 

 たとえば、ここに有名な数学の問題がある。2003年の東大の入試問題:


 「円周率が3.05より大きいことを証明せよ。」

 

  さまざまな解き方が考えられるが、正八角形を用いた証明をした受験生が多いのではないだろうか。余弦定理で正八角形の周囲の長さを求めて、円周の長さと比較すれば済む。

  勉強している方なら、これだけで

「あ、そうですね」

  で終わるが、勉強していない人だと

「半径はどうするのですか?」

  とか、

「√2の値はどうするのですか?」

  といった質問を受ける。

The famous math problem from the entrance examto the University of Tokyo in 2003

Prove that 「π is over 3.05」  

There must be some solutions but I guess manyexaminees must have used regular octagon and the law of cosines.  If a boy asks

“How about a radius?”

 he doesn’t understand it well.

“What is √2?”

 This question is worse.

 

私が京大英語8割、数学7割までにしたことを知りたい方は

http://storys.jp/100002507170434

京都大学

http://www.kyoto-u.ac.jp/ja

 

 全く勉強していない子は

「余弦定理って、どんなのでしたっけ?」

 となる。そんな子では、国立大学の医学部とか、旧帝を受けるなんて無理。それなのに、

「それを何とかするのが塾講師」

 などと、のたまう人がたまにいる。√2が幾つかなんて、中学生でも知っている。余弦定理を覚えていないということは、勉強時間が全く足りていないか、勉強をヤル気が欠けているか、いずれにせよ難関合格など夢見てはいけないレベル。

  Suchstudents cannot pass the entrance exams to good universities. 

“Cramming school teachersshould help such students, too.”

 But even junior high school students know what is √2.  Such students must be lazy or don’t haveenough time to study.

 

東京大学
http://www.u-tokyo.ac.jp/index_j.html

 

 それは「意見」ではなくて、真剣に勉強したことがある人なら誰でも分かる「客観的事実」で、誰が考えても同じ結論になる普遍的な真理です。

「1+1=3 にしろ」

 と言われても、無理なものは無理なのです。

 私が冷静に言い渡すと、感情的に反発される保護者の方もたまにみえる。しかし、怒鳴っても、クレームを繰り返しても事実は覆りません。

 数学は2000題ほど解かないと、公式や出題傾向、レベルが分かりません。そこまでやるのは遊び、趣味、デート、生徒会、クラブなどを犠牲にしてもやる抜く覚悟が必要です。

 それが出来ないなら、難関校の合格など考えない方がいい。

 This is simplefact and truth.  If you study hard, thisis easy to understand because this is just like “1+1=2”  Ifsomeone says “1+1=3”, that iswrong even is someone shouts or angry.

 Emotional reaction is useless.

 In general, we have to solve more than 2000 math problems to reach theborder line to good schools.  In somecases, we have to give up hobbies, dates or activities.

 If you cannot do it, just give up the dream to good schools.

名古屋大学

http://www.nagoya-u.ac.jp/

 

ストーリーをお読みいただき、ありがとうございます。ご覧いただいているサイト「STORYS.JP」は、誰もが自分らしいストーリーを歩めるきっかけ作りを目指しています。もし今のあなたが人生でうまくいかないことがあれば、STORYS.JP編集部に相談してみませんか? 次のバナーから人生相談を無料でお申し込みいただけます。

著者のキョウダイ セブンさんにメッセージを送る

メッセージを送る

著者の方だけが読めます

みんなの読んで良かった!

STORYS.JPは、人生のヒントが得られる ライフストーリー共有プラットホームです。