アメリカ移住で成功の秘訣、”絶対○○○○○に行くのは、やめなさい”なんてもう言わせない。

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在はこういった状況も変わってきていて、アメリカの

トップスクール大学に入ることはとても難しいです。)


ESLのクラスでは宿題も結構でるし、勉強量は

実際に結構多かったと思います。僕が入った最初の年は

僕らが2期生ということもあり生徒は千人ほどいましたが、

次の年には半分くらいになったような気が。。。

これも勉強量が多いのでとりあえずどこかの大学に

行きたい人たちは、そのうち勉強に飽きてきたのかもしれません。



僕の場合はこの”日本で通えるアメリカの大学”でついて

いけなくてはアメリカ本土の大学でついていくのは無理と

思っていたのでがむしゃらに頑張りました。


特に英会話の喋る練習については"小林克也のアメリカン"という

カセットテープの教材を買ってできるだけ、英語らしい発音と

スピードでできるようにいろいろ練習しました。

当時はCDが出てきた始めで、カセットテープをよく

使っていたんですね。



これが2年続いて、その後のオプションとして

アメリカ本校に渡るか、日本にとどまってそのままクラスを

取り続けるか決定する時期になりました。


僕はすぐアメリカ本校に渡る準備に入りました。


”日本で通えるアメリカの大学”ではトフルの英語テストの

スコアがわりと良かったので、アメリカの大学へ3校程

トランスファーの手続きを取りすべて合格しました。

このアメリカの本校を卒業する気持ちはなかったためです。


今ではこういった手続きをするサービス会社もある

ようなので、すべての手続きをやった自分をみると

(また、すべての手続きは航空便ベースで現在のような

オンラインは全く無し、返事をもらうの数週間は

少なくともかかった)、自分でもよくやったなあと感じます。


アメリカ本土に渡る飛行機の中で


これで後戻りはできない

と強く感じました。


2月にアメリカ本校(オハイオ州)に渡って

最初に気がついたことは、とても寒く、雪が多く、

雪を踏むと”キュッ、キュッ”と音がなる、日本でも

僕が住んでいたところでは経験したことがない

ような(?)経験をしたこと。



もちろん日本人が多いこと。これはかなりの数が

”日本で通えるアメリカの大学”から留学してきたため。

もちろん当然なのですが、アメリカ本校自体が

小さい2千人くらいの大学だったので日本人が

100いると結構多い感じでしたね。

また日本人同士で固まる習慣(?)を多く感じたので、

僕は英語を喋るその他の外国人とよく喋る

こころがけをしました。


そして、一つコンピューターのクラスをとったのですが

最初のクラスの時に僕が部屋に入ったら(少し遅れ気味で

もう他のアメリカ人の生徒はすでに座っていた)、

皆からジロっと見られて、なんかとても強い目線に

凝視されたような感じになりました。

多分ほかの生徒にしてみれば、また見慣れない日本人か

とそれほど凝視するつもりはなかったと思いますが、

その場に立ってみると、結構”冷たい”視線に

感じられました。これも”慣れ”の問題だとは思いますが。。。



この本校では1学期だけで、その年秋からコロラド州の

4年制の大学にトランスファーしました。

”日本で通えるアメリカの大学”でとった単位も

ほぼノープロブレムでトランスファーできました。

この大学はアメリカ国内ではそれほど競争率の高い

大学ではなかったのですが、これには理由があったのです。


ー 日本人の僕がアメリカの競争率の高い大学には入れるわけがない。またついていけるわけもない。

ー この大学ならそれほど大変そうでもないから多分大丈夫。


弱気ですよね。



コロラド州で知っている人は誰もいなかったし、

ホントこれから一人で挑戦というような感じでした。


この大学でEnglish 101という英語の書きのクラスを取ったんです。


最初のクラスに行くと、


Professor
このクラスはアメリカ人ネイティブ用だから、君はESLのEnglish 101に変えてください。

と。。。実は英語の書きになれるためにネイティブ用

のクラスを取りたかったのに。。。


すんなりクラスを変えてESLのEnglish 101に行くと

綺麗な東洋系の女性の向かいの椅子に座りました。

これがその後こういう展開になるとは全く思っていません

でしたが、彼女が近い将来結婚する在米韓国人だったのです。



彼女は韓国生まれでもちろん韓国語をネイティブに話し、

その他の韓国人生徒をその大学で見てきていました。

そのうち、どうやってアメリカに来たとか、

成績の話になって、トフルの成績の話になって。。。


彼女
あなたはどうしてこの大学にいるの?
どうしてって?


最初はちょっと意味がわかりませんでしたが。。。


彼女
あなたのトフルの成績であればかなりいい大学に行けるじゃない。頑張らなくちゃ。


僕はもちろん弱気だったので、


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