失聴経験 4耳の状態 ④薬

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前編: 失聴経験 4耳の状態 ③耳鳴り
後編: 失聴経験 5補聴器 ①異物感

中途失聴のショックから一時的に心のバランスを崩したり、うつ病など心の病気になられる方は多くいます。




現在、耳の為に処方されている薬は

・メチコバール錠

1日3食後に服用。ビタミンB12欠乏症による病気を予防する薬。

・アデホスコーワ腸溶剤

1日3食後に服用。血流を良くしたり、目や耳の機能障害を改善する薬。


メイラックス錠

1日1回夕食後に服用と書いてあるが、寝る30分前位に服用すると眠りやすい。注意力の低下が起こることがある。アルコールと一緒に服用できない。睡眠薬との併用もしてはいけない。不安や緊張を鎮める薬。

・マイスリー

眠れない時に服用。メイラックスと同様に注意力の低下が起き、アルコールで服用不可。寝つきを良くする薬。つまり睡眠薬。

・ロキソニン

痛む時に服用。痛みを緩和・炎症を抑える薬。

これらである。


※最近薬を真面目に飲むようになってから、自然に酒に弱くなってしまった。毎晩のように飲んでいた頃の自分が信じられない。



≪解説≫

メチコバール錠とアデホスコーワ腸溶剤は、難聴の改善の為に出すオーソドックスな薬です。ビタミン剤と血流を改善する薬なので特に困った副作用は感じませんでした。病院を変えてからも一定期間飲み続けた結果、聴力は全く改善しなかったので、当時の担当医師に

「もうこれ以上服用しても意味が無いから薬は止めましょう。」と言われました。

毎日の煩わしさからの解放感と同時に治る見込みのない失望感を味わいました。


痛み止めのロキソニンに関しては痛む度にちょくちょく服用していたと思います。頭痛や生理痛でも服用されている薬なので、特に問題はないと思います。


メイラックスは最初の病院で

「耳鳴りが24時間鳴るのに慣れず辛いし夜も眠る時に気になる。」と話した時に処方されました。

始めは1錠で眠れたのですが薬の耐性がついてしまい1錠では眠れなくなり、医師に相談して2錠服用した時も耐性がついてしまい次第に2錠でも眠れなくなりました。この時は薬を強くしてもまた耐性がついてしまうだろうと予測できたので、医師に伝えるのに葛藤がありましたが、やはり眠れないのは不健康でフラフラしたり注意力が低下し仕事にも差し支えたりするので2錠でも眠れないと話した次に処方されたのがマイスリーと言う睡眠薬でした。


メイラックスを処方された時も「自分は安定剤を処方されないといけない人間なのか。」と思い、不安でしたがマイスリーを処方された時も「ついに睡眠薬に頼らないとダメなんだ。」と言う落胆がありました。


マイスリーを飲んだ初期はすぐに寝つけましたが、起きると何とも表現し難い不快感がありました。朝起きると薬が切れていないと言う感覚よりは「作られた睡眠…人工的な睡眠を取っている」と言う後味の悪さ・眠れたのにも関わらずスッキリしない状況が続きました。次第にマイスリーでも眠れなくなりました。

当時の不眠サイクルは1~2時間睡眠を2~3日続けると体の限界が来て、3~4日目に4~6時間眠れる日があると言うパターンでした。

マイスリーで眠れなくなった時「これ以上薬を強くしたら中毒になる」と自分に言い聞かせました。

その時から薬からの脱却を図りました。その時手持ちにあったマイスリー以上は処方されないように医師に断りました。

そこから手探りで不眠からの脱却を図った時期はとても辛かったです。

まず寝る。眠れなくても寝る。羊を数えても眠れないと知っているけど数えながら寝ようと努力してみる。そして眠れないまま朝を迎える自分にダメ出しをする不眠サイクルにまた戻って行きました。

でも「薬のレベルアップという負のサイクルにハマるよりはましだ!」と自分に言い聞かせて時に薬の代わりに日本酒を飲んで気持ち悪くなったりして失敗したこともありました。


みんなの読んで良かった!