おかしな労働

前編: 5月の雨

そして、鎌倉の某蕎麦屋さんで働くことになった(もうすでに閉店されています)。
その当時で朝から晩まではたらき、月給10万円というなぞの契約だった・・(体がしんどくて、たまに久里浜まで寝過ごすことも多々・・)
そのお店の社長がまた偏屈な職人タイプの人であった。
10代の自分とは年齢も30~40歳くらい離れているし、あまり会話にもならず・・
しごと自体の不満などはそんなになかったのだけれど、
私はなぜだかその社長さんを恐れていました。

あるとき、お店の看板を倒して割ってしまったことがありました。でも、社長さんは気性が荒いことを理解していたので、素直に割りましたと言えなかった。

案の定、『割ったのにだまってるとはどういうことだ!!』ということになり、殴られました。
(この心理のあり方、いたるところでみかけると想います。頭ごなしに人をせめて、相手の想いを聴くことをしないあり方。。。)

そこで働いていたパートさんが、
泣きながら、
『もうやめてください、やめてくださいこんなことは・・』
と間にはいってくれたことが忘れられません。

そして、気の高ぶった私も
『私はあなたのことが怖いです!!!』と言い放ちました。

これは、実は
社長さんにではなく
例の魔物、つまり自分の中に住んでいる父親に
言ったのだと、今振り返って感じます。

そう考えると
こんな疑問が浮かぶのです。

【私たちは、この場で向き合っているとき、
果たして本当に相手はそこにいるのだろうか?】

みんなの読んで良かった!