失聴経験 5補聴器 ①異物感

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まず補聴器を耳に装着する異物感が、始めの頃は嫌だった。


試験勉強や水泳の時に耳栓を使ったことがある人は分かるかも知れないが、耳穴をピッタリ塞ぐと食事をしている自分の咀嚼音・食べ物を飲み込む音の全てが自分の中に響く。(音楽を聞く時のヘッドホンは耳穴をピッタリ塞がないので、これでは説明不足である。)

そして長時間つけていると耳の中の汗で耳がかゆくなる。慣れない頃は耳の穴の入り口に何回かデキモノができた。(夏場は補聴器の壊れやすいシーズンだそうです。)


自分の声も自分の中に響くので、補聴器をつけていない時と比べると声質が違って自分に響く。補聴器をつけると普段よりも自分の声がハスキーボイス(ちょっとセクシー)に聞こえる。声の大きさも自分でどの位の大きさなのか分かりにくかったりする。



≪解説≫「補聴器を装用する異物感について」

まず単純に穴の開いている所に機械を入れるので、それに対する異物感があります。人体の構造上穴が空いている所を塞ぐ不快感です。補聴器の形による違いの不快感は、最初に購入した耳かけ型の時は耳にかける本体の部分が長時間使用することでその重さで耳介の裏が痛んでくることもありました。耳穴型はその点、耳かけ型よりは楽だと個人的には思います。


「補聴器が夏場に壊れやすいのは事実です。」

主な原因として高温多湿が挙げられます。補聴器は精密機械なので高温や極度の低温にも弱いですし湿度にも非常に弱いです。普段から使用しない時は乾燥剤入りのケースにしまうか乾燥機にかけることで除湿(殺菌)の手入れが必要です。


耳かけ型の補聴器をしている時は、本体と耳栓を繋ぐチューブの所が曇ったり水滴ができたりしました。耳かけ型の補聴器に関しては本体を汗から守るカバーもあります。(これは耳の内部の汗対策ではなく、頭部の汗が直接補聴器の本体内部に入らないようにするためのものです。)


耳穴型の補聴器はカバーはありませんので、自分で補聴器と耳の中を掃除するしかないと思います。補聴器ユーザーにありがちなことで「耳掃除をし過ぎてしまう」ことが挙げられます。ですから参考にならないかも知れませんが「こんな人もいるんだなぁ。」程度に下記をご覧下さい。


朝から補聴器を装用している時、普段の手入れとしてお昼時間に1度補聴器を外し耳の入り口と補聴器をティッシュで拭き取ります。(汗が酷い時・耳の内部に汗のかゆみや汗のこもり感があると感じた時は綿棒で)その後は気になった時・耳の中が蒸れて不快に感じた時はこまめに拭き取ります。帰宅して補聴器を外したら補聴器と耳の両方を拭き取り、補聴器は乾燥機にかけます。

工場で勤務していたことがあり、その時は年中通して汗を物凄く書く環境(例えば10月でも室温30度超えるような環境)だったので昼・2時頃・退勤後着替える時に・帰宅後に補聴器と耳を拭き取っていました。工場に勤務するまでは補聴器は乾燥ケースに入れて乾燥させていましたが、ひと夏に2度補聴器を故障させた経験から補聴器乾燥機を使用するようになりました。

補聴器のメンテナンスはお店で対応できる時とメーカーさんに修理に出さなければいけない時があります。メーカーで修理の場合10日前後期間が必要となります。(対応がきちんとした店舗であれば、その期間代用の補聴器を貸与してくれます。)



※左の黒い方が補聴器乾燥機です。電源に繋ぎ1時間乾燥させます。青い光は紫外線です。乾燥と同時に殺菌もできます。(中身の補聴器は一昨日購入が確定したばかりの新しい補聴器です。乾燥機の蓋の上部についている2つの丸いものは補聴器の電池です。補聴器が電池で動いていることを知らない方も多いので記述しておきます。)

※右の白い方は補聴器の乾燥剤入りケースです。スポンジの下に乾燥剤を入れて使用するのですが乾燥剤を切らしていてスポンジのみの写真で申し訳ありません。(中身の補聴器は寿命が切れた補聴器です。)



http://storys.jp/story/20442?to=story&referral=profile&context=author_other この記事で購入の際は認定補聴器専門店での購入が望ましいと記述しましたが、

実際どのようなメーカーさんの補聴器が良いのかをお伝えします。

世界的なシェアを誇る上位メーカーさんです。

WIDEX 社(デンマーク)

http://japan.widex.com/ja-jp/hearing-aids

GNリサウンド社(デンマーク)

http://www.resound.com/ja-JP

オーティコン社(デンマーク)

http://www.oticon.co.jp/

スターキー社(アメリカ)

http://www.starkeyjp.com/

シーメンス社(ドイツ)

https://www.bestsound-technology.jp/

フォナック社(スイス)

http://www.phonak.jp/

上記6社の製品であれば大きなハズレはありません。(もちろん個人的な好みはありますが、補聴器の性能としては大丈夫です。)ご覧になってお気づきのように日本のメーカー名がありません。

補聴器に関して言えることは日本のメーカーにこだわる必要は全くありません。

世界的シェアの上位にランクインしていませんが国内メーカーとして信用できるのは

リオネット社

http://www.rionet.jp/

こちらのメーカーさんの製品であれば安心してご使用頂けると思います。


≪例えばあなたが聞こえなくなったとして補聴器が必要となった際に≫「もしくはご家族のどなたかが補聴器を必要とされた場合に」

もし身近に補聴器ユーザーがいて、その方から1つのメーカーを勧められたとしましょう。

確かにあなたの知り合いはその方自身の経験からそのメーカーを勧めたと思いますが、実際に補聴器を使用するのは紛れもなくあなた自身です。できれば先入観を持たずに複数のメーカーの製品をまずは試してみることをお勧めします。

販売店によっては1つのメーカーの製品しか扱わない販売店もありますし、複数のメーカーを扱う販売店もあります。認定補聴器専門店であれば試聴させずに販売すると言うことはないはずですが、もしそのような販売をする店舗があれば間違いなく悪徳な店舗ですのでその店とは関わらないのが賢明です。

また安価な補聴器の類似品も見かけますが、そのような物は本物の補聴器と違い騒音の制御機能や調整機能がついていないので、実際に購入しても実質的に使用できないのが現状です。無駄にお金を失うことになりますので、信用のおける販売店で納得のいく補聴器と出会うまで色々と試されることをお勧め致します。

























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