第百八十三章 京都大学の採点基準

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第百八十三章

「京都大学の採点基準」

テストには「教育テスト」と「選抜テスト」があります。学校の定期テストは教育テストで、生徒が授業をどのくらい理解しているか確認して授業進度の参考にする。

 入試は選抜テストで、生徒をふるいにかけて「合格」「不合格」を分けるだけの目的で実施します。もちろん、完全な相対評価で点数など関係なく上位の合格グループを選抜するだけ。

  We have two kinds of test.  One is tests held in school and the other isan entrance test.  The former is to checkhow well students understand the contents and the latter is to divide studentsinto 2 groups.

 

  私の添削状況は、京大の本番に近いと思われます。つまり、ほとんどの答案は京大受験生のもの。それで、評価をする時は

「さっきのは74だから、こっちは少し下だから64」

 といった具合。

  What I’m doing is almost the same as the realentrance exam to the University of Kyoto. I mean nearly all the papers are from the examinees and I check themusing my experience. 

 

 京大の入試は「和訳」と「英作文」だけなので、セットの印象で評価をつけます。客観テストのように配点を決めていません。決められません。決める必要もありません。

 選抜テストは上位の3割ほどをすくい上げるために実施するわけですから、順位が全てで点数に意味はありませんし、変動します。

  The test has only translation from Japanese toEnglish and vice versa.  It is not theobjective test.  They just want goodstudents, which means top 30% of all the examinees.  Score means nothing. 

 

  私はそれを確認したいので、京大を7回も受けたわけです。私の英語力は7年間で変動したと思えないのに、得点は6割台から8割台まで変動しました。もちろん、基準はあると思います。二次では65%程度が合否のボーダーですから(医学部を除く)。

  I wanted to make sure if my view is right ornot.  My English ability is steady but myscore was not stable.  It changed from60% to 80%.  Of course, they must havesome criteria because 65% is usually the border line.

 

   多くの添削をさせてもらい、本番後の成績開示を教えてもらい採点基準の推測が可能となりました。私の見るところ「単数・複数」「三単現のs」「時制の一致」「スペルミス」「語彙不足」といった初歩的ミスを繰り返す方は5割台から下。

  I’ve check a lot of papers and knew the resultof the exams my students took.  Accordingto them, their score was under 50% if they make some mistakes about the basicrules.

 

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