1日15時間・30連勤のブラック企業に3年半勤めた社畜が独立して感じたこと。

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ふと10年先の先輩を見ると僕と変わらない仕事をしていたのだ。

そして命令にYESと答えるだけのロボットになっていた。


『あれ?これやばいんじゃないか...』


僕は10年後の自分にその先輩を重ねてしまった。

希望を求めて飛び込んだ社会の姿はそこにはなかった。


『自分が本当に求めていたものはなんだろう』

『見栄か?』

『ステータスか?』


そう思えばずっとそうだった。

僕は何に対しても本当の本気になったことはなかった。


大学も就職もこれまでの人生において『自分の人生の第一志望』から逃げていた。

いやむしろ『諦めていた』のかもしれない。


そんなことを思っているとあの楽しかった大学生活の思い出が蘇ってきた。


『もっと自由にクリエイティブに生きられたらなぁ...』

いつしかそんな風に思うようになっていた。


それが確信に至までそう長くなかった。


見つけた。僕の人生の第一志望。


『何にも縛られることなく、自分らしく生きられる手段』

そう考えた時、答えは一つしかなかった。


『独立』


しかしごく一般のサラリーマンだった僕は独立と言ってもお金も実力もましてやコネなんて全くなかった。

どう考えても会社を辞めて失敗するパターンだ。


でも僕は諦めなかった。いや諦めれなかった。

今、やらなければいけないと直感で思った。


これまで自分の人生に対して中途半端にやってきたのだから、やっと見つけた自分の第一志望に本気で挑戦して見ようと決意した。

そこからこんな僕でもできることはないかと探しまくった。


お金も実力もコネもないただのサラリーマンが独立して自由な人生を手に入れるなんて、ドラえもんのひみつ道具を使わなければならないくらいのレベルだとは十分承知していた。


そして僕はある知恵と出逢った。

それが正しいか間違っているかはわからなかったが

『これしかない!!』と思ったのだ。


人間は不思議なもので根拠や自信がなくても運命を感じた時、心にビビッと電流が走るものなんだと今なら言える。


僕は人生のすべてをかけて取り組んだ。

本当にこれまでにない真剣さがそこにはあった。

自分の人生の第一志望が叶う瞬間を想像するのが楽しくて仕方なかった。


しかし、忘れていたことがあった。

『会社』だ。


僕はもう辞める気満々でいたのだが、そう簡単に辞めさせてもらえるほど甘くなかった。


『あと数年あれば将来ある会社になる』

『どうしても隣の芝は青く見えてしまうものだから』


なんどこの言葉を言われたかわからない。

確かに辞めたらどうなるかわからない。


会社を辞めて独立するということは、自分の力で生きていくということだ。

会社の看板を借りることも、毎月一定額の給料が口座に入ることもなくなる。


言ってしまえば

『一歩先は足場もない崖』ということだ。


そう考えると不安はあったが、これだけは譲れなかった。

ここでやめてしまえばまた逆戻りだとわかっていたからだ。


そして来たる退職日

3年半お世話になった会社を辞めた。


そして崖だと思っていたその先は、ちゃんとした一本道が続いていた。



□最後に□

最後までお読み頂きありがとうございました。

ここまでご覧になって『なんてダメなやつなんだ』と思われたことでしょう(笑)

僕自身も過去を振り返って文章を書いている途中で『完全にダメなやつだな』と実感しました(笑)

そして、僕は今インターネットビジネスという仕事をしており、自ら実践するだけでなく、多くの人に教えるといったコンサルティング活動もしています。


僕が3年半会社で働き独立して今は自由な人生を歩んでいますが、本文でも書きましたがとりわけ素晴らしい実績があったわけでもありません。

そんな僕がこのようになれたのは『人生の第一志望』を見つけ、本気で挑戦したからだと思います。


人生の第一志望って聞くと何か大層なことに思えますが、全然そんなことなくて誰もが持っていることだと思うんです。

例えば、『もっと遊ぶ時間が欲しい』『レストランでおいしいものを食べたい』とか


人生の第一志望=夢ではありません。

人生の第一志望とは『あなたの本音』です。本当にやりたいことです。わがままです。


でも大人になるうちにみんな諦めてしまいます。

『どうせ無理だろ...』って

その時点で一生叶いません。


なので年齢や経験、環境なくそれぞれのわがままを持って、『どうやれば実現するかな?』

と考えることが大事です。


考えるうちに選択が見えてきます。

僕はその選択をして本気でやったまでです。


ですので、どんな些細なことでも人生の第一志望を見つけ挑戦してみてください。


長々となってしまいましたが、僕の話はこれで終わりにします。

ストーリーの続きが気になる方は僕のブログのプロフィールで発信していますのでそちらをご覧下さい。


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