★12★シングルマザーが子供二人を連れてイギリスに母子留学。心の洗濯をして帰国したら、グローバル企業の正社員への道が待っていた話。【イギリスの春風の中、機関車トーマスに乗る】

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前編: 【シリーズ通算6万PV記念】★11★シングルマザーが子供二人を連れてイギリスに母子留学。心の洗濯をして帰国したら、グローバル企業の正社員への道が待っていた話。【小学生のハリウッド映画のオーディション@ロンドン】

このお話は、離婚してアタマに来て子どもを抱えて家を飛び出したら、勢い余って地球の裏側のイギリスまで行ってしまったおバカなシングルマザーのお話です。


前回のお話は★11★をお読みください。


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イギリスの春はある日、突然やってきます。


まず、2月に真っ白で可憐な花、スノードロップが咲きます。

これが春の合図。

遅れてはならない、とクロッカスも咲き始めます。

この前まで7時半でも真っ暗だった(真冬は8時)朝が、だんだん薄明るくなってきたと思ったら、もう春は目の前。


毎日通っているグレンジパークが水仙とタンポポであっという間に黄色に染まって足の踏み場もなくなり、子供たちと毎日きゃぁきゃぁいいながら歩くのも楽しいものです。


水仙は昨日までそこにはなかったところに、あのつんつんした葉っぱがでたと思ったら、学校から戻る時には、もうわっと咲いているような元気な花でした。


イギリスの春というのは、日本のやわやわした春とは違い、爆発的なパワーを持っています。

暗く、日が短い期間を耐え忍んだその喜びを表すかのように、勢いを持って、固い土を蹴破って、春がやってきます。

土から芽が、そして花が咲く音まで聞こえそうでした。

ぽんぽん、と音がするように咲き出す花を見ていると、妖精がいる気がしてなりませんでした。


そして、陽が出ると、イギリス人は寒かろうが、なぜか上半身はだかになる人、続出です。


からだに自信のあるやんちゃなおとこの子たちは、Tシャツ片手に、上半身着ないで町をあるいています。

おばあちゃんも3月なのにサンダル。

もちろん真っ赤なペディキュアは忘れません。


暗く日が短い冬の間は、隣のレベッカと一緒にTEAしながら、春になったら行こう!遊ぼう!計画をたくさん立てていました。


ちなみにイギリスでは夜ごはんのことをTEAといいます。

文字通り「お茶する」ですが、最初の頃は、この言葉のズレで???となりました。


例えば、わたしが「16時に、パブでお茶しよう」とイギリス人の友だちを誘います。

16時にパブ集合。

コーヒーでも飲もう、ケーキもつけちゃおうかな、なんて考えていたら友人は「食事」を頼みます。

なんでゴハン?と聞くと、だってTEAっていったでしょと友人。


ロンドンではもっと使う単語も違うかもしれないけど、夜ごはんはとにかくTEAなのでした。


さて、レベッカの一押しが、イギリスであちこち走っている保存鉄道に行って、蒸気機関車に乗って一日遊ぼうよ!!でした。

その中でも、目指すは機関車トーマス!


日本とは比べ物にならないぐらい保存鉄道の路線を持つイギリスでは、その路線のいくつかを使って機関車トーマスとその仲間たちを走らせているのです。

みんなの読んで良かった!