出家する代わりに写経が趣味(?)になった話。
時々、出家したくなる時があります。
心がざわついて、いろんな事から離れたくなって、
何もかもから離れて修行をしたくなる時が。
でも、もしも今、出家したら…。
あの仕事、どうなるかな…。
あの人に会ってからじゃないと…。
その前に、あれもやっておきたいな。
そもそも出家ってどうすればできるの?
っていうか修行中って、もつ鍋たべれるのかな…。
もはや、煩悩しかない。
現実的なことを考えて、考えて、考えて、煩悩だらけだなー
俗世捨てきれないなーやっぱり無理かーと悟った時の妥協策。
私
よし。とりあえず写経をしよう。
こうして、自分の心がざわついた時、出家したくなった時はひたすら
無心に般若心経を書きとるという、趣味(?)が生まれました。
特定の宗教を信じているわけではないですが…。
"宗教"というもの全般に興味がある。
仏像や神社仏閣を見ることが好き。
そこに想いが重なってうまれた趣味です。
そこに説いてあるように、"無"を感じながら
ひたすら般若心経を書きとる。
そうすることで自分自身の心のざわつきを鎮めることができるようになった。
寝つきが悪かった大学生の頃、夜寝る前の写経を日課にすると
写経をすると眠くなるようになりました。
思わぬ産物。条件付けってやつですかね。
写経を始めてから、8年。
修行とか、宗教的なニュアンスよりも、カラオケに行ったり、旅に出たり、
そういうのと同じで、ストレス解消(ではないけど)に近い感じかな。
出家欲の波が穏やかになった今、
そしてある出来事が起きて以降、
そういうニュアンスではなく本当の意味で
写経にはまろうとしていますが…
それはまた別のお話。
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