高木教育センターのありふれた日々(20)

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 本当のことをブログに書いて、動画を投稿したら四日市高校の受験生や旧帝受験生が集まってもらえて合格実績がさらに上がった。彼や彼女が口にすることをブログに書いたら、支持者が増えたがアンチも増えた。

 塾講師は、生徒の声に耳を貸さないといけない。私の塾生は、

「あの子たち、死ねばいいのに」

 とまで言うほど、ダラダラ生きている子が嫌いな子もいる。絶対に一緒のクラスにはいられない。アンチがいるからといって、指導方針を変えることはできない。

 

百九十五章

「良い塾にしかできないハッピー授業」(4)

 

東大生の4人に1人は「アスペルガー症候群」 元東大院生のツイートに現役も「マジだと思う」

2016/2/ 4 18:49

 

        

   東大は「東京アスペ大学」と呼ばれても仕方がない――。東京大学の大学院に在籍していたという男性が寄せたこんな趣旨のツイートが、ネットで波紋を広げている。彼によれば、東大生の25%に「発達障害の疑いがある」というのだ。

   アスペルガー症候群(アスペ)は自閉症の一種で、他人とのコミュニケーションや周りの空気を読むことを苦手とする一方で、高い集中力や優れた記憶力を持つ例も多いといわれる。

 

   今週は、推薦入試、私立大入試、私立高校入試などの結果が出た。悲喜こもごもの結果だった。毎年

「なんで、あの子が・・」

 と言う残念な結果と、嬉しい結果が混じる。

 

 

ジャッキー・チェンと「TVジョッキー」で共演しました。

  

(7000回再生)https://youtu.be/sMdPLgzTjeQ   

 

「これで安心して本命を受けられる」

 という子もいれば、受験校を下げる子もいる。

「塾のせいだ!」

 と、八つ当たり気味の子も毎年いる。反省はもちろんするのだが、どんなに説明しても納得できない子もいる。京大や、四高などに合格できる子は少数派だ。その少数派になろうとすると、少数派の勉強法や生活態度が必要なのは当然だ。

 ところが、私が時と場合によって内職も仕方ないとか、クラブが犠牲になるのは仕方ないと言うと、

「学校で指導していることに反対しろと言うのか」

 と反発されたりする。みんなと同じことをしたがる。みんなと同じことをして、みんなと違う結果を出したがる。

 絶対にできないのに。

 

アメリカの中学校で教師をしていました。

 

   
6歳、無職、貯金なし、彼女なし、資格なし、何にもなしだった(2000回再生)

https://youtu.be/QnX-TLdhqnw

 

  私は英語と数学はよく出来るが、それで、人をバカにするほどバカではない。オンチでハゲなので、勉強ができなくても歌がうまい人は称賛するし、容姿がすぐれている人もファンになったりする。

  しかし、受験指導が仕事なので受験に対する姿勢や勉強方法が間違っていたら

「そんな方法で(考え方で)難関校の合格ができるわけがない」

 と言う。こんな珍解答はダメだと言う。

 「珍解答」というのは多くのサイトで紹介されているネタだ。

「こんなバカなことをする人がいる」

 というのは、多くの生徒に安心感と笑いをもたらす。もちろん、匿名だからやった本人にしか分からない。そんな失敗をした経験や、知られたら大恥をかきそうだという冷や汗が、後の真剣さを生む。

 

「FM三重」でラジオ英会話を担当しました。

 

 

  その恥をかく機会も、大失敗の経験も、すべて無くそうと主張する人も教師や講師の中にいる。多くの保護者の気持ちもそうだろう。しかし、そんな試みはうまくいかない。

  これは、私の思い込みではなくて歴史上の偉人などを見たらすぐに分かる。どの伝記を読んでも必ず悲惨な時期というものがある。大失敗、絶望がある。そういう過程を経ずに人間は成長できないのだ。

  そういう事実に腹を立てても、私に八つ当たりしても、塾講師などに人間というものを変えることなど出来ない。成長の原則を曲げることはできない。山中教授のように、京大、阪大、神戸大という三番手しか合格できなくても、ノーベル賞をとったりする。

  受験という短期間でイマイチでも、原則を曲げなかったら勝利の芽はある。

 

この本の中で紹介されました。

 

  

 

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