量子力学を勉強して思った想像のプロセス
上原ひろみのピアノ
https://www.youtube.com/watch?v=RENCVlALCNc
生田絵梨花のフィンランド民謡とピアノ
https://www.youtube.com/watch?v=pp6s2Lf83UI
https://www.youtube.com/watch?v=yp_Jj8ZTkoI
【人間は視覚/聴覚をたくさん使う生き物だ】
彼女らのピアノは素晴らしい。聞くだけで感動するし、そして心が踊らされる。5感の中でも人間は視覚を多く使っている。特にオフィスでパソコンを開くようになってから、また活版印刷が発達してから、そして個人がスマートフォンを持ちパソコンを持つようになってから人は多くの文字を消費し、また資本主義はたくさんの広告を生み出した。街頭は広告であふれ、そして家に帰ったらテレビがある。ウォークマンで音を持ち歩き、テレビからは音が流れる。
【視覚/聴覚】
自然の造形的な、例えば料理を見る感覚、そして建築を見たり、自然を見る、また美術館で素晴らしい作品を見るなど、いわば自然が作った美とすぐれた芸術家が作った作品をみる機会が少なくなっている。聴覚はまだいい。聴覚は自由選択ができるから。好きな音楽が聴けるから。しかしそれでも大衆向け音楽で嗜好をかたよせられたりされている。だが視覚はどんどん壊れていく。
【触覚/嗅覚/味覚】
そして何より、ネットや通信技術が発達した中で、触覚/味覚/嗅覚を使う機会が少なくなっている。あまりにも視覚に頼りすぎ、そして聴覚を無意識につかっているから。味覚もファーストフードがあまりに発達しすぎていて、また化学製品が発達しすぎてる事で、どんどん直感的な、かつ嗅覚もどんどん作られていってる。
【発達したことのメリット】
技術があり、お金があるおかげで、素晴らしい建築もソファーも生まれた。
そして何より世界は生産的になったと思う。
【発達したことのデメリット】
確かに資本主義の発達は素晴らしい。
だがそのために視覚と聴覚は悪影響を受けてる事もある。
技術の発達は素晴らしい。
だがそのために味覚と嗅覚はそこなわれている可能性がある。
と僕は思う。
【何かを作る場合】
本題に戻る。何かを作るためには、
そのイメージにしっかりと近づける必要がある。
武井壮がよくいっているが、上手い人を真似て、極限まで近づける。
https://www.youtube.com/watch?v=ufxAijXulpM
下半身不随の危機の時は、骨の本を買ってきて、健康的な骨の図をみながらそのイメージで体をつくったらそれが治ったと言っていた。つまりは、うまい人をひたすら模倣する努力が必要である。それには見たときの感動や憧れ、そしてその好きや憧れからくる、度重なる訓練が必要である。
【そして制作/量子力学】
すばらしいものを細部までそして動きを真似る。でひたすら訓練する。そうしたら素晴らしいものを作る、さらに創造性を発揮し、そしてパターン化するには、記憶し暗記し模倣し実際にできるようになったらそれを応用しなければならない。例えるなら、古典力学を勉強し、暗記し、その問題を解けるようになったらその公式を使って問題を解く。
で力学/熱力学/波動/原子/電磁気をやる。でできる。というか19世紀まではそれで全て解けると思っていたが、結局量子力学が生まれた。そして今までの理論の原理原則が通じない事もある世界があった。そこで必要なのは、公式を組み立てる能力。そして大学の研究でもそうだが、自分の勉強に活かす事である。
【上原ひろみ】
上原ひろみは、法政大学法学部にいて中退して、その後作曲家にいった。最初法学部にいたのにびっくりだし、そしてしかも作曲学科である。彼女にとって音楽は好きなものであり、好きなものだから仕事にした。そして彼女の場合、もちろん反復練習もあって、そして度重なるというか一般人には理解できないレベルの努力をしてき模倣し再現もできるが、もはや彼女にとってピアノは模倣ではなく、自ら音を作るものである。そして脚本から演出までプロデュースして、空間までも作る。
【生田絵梨花】
生田絵梨花の場合は、まだその域には達していない。というかアイドルだし、まだ大学に入ったばっかである。いうて僕は毎日聞いているんだが。
https://www.youtube.com/watch?v=pp6s2Lf83UI
これを聞いただけで彼女がいかに天才かがわかる。ここまで純粋になにかに無邪気に取り組み、好きなものを探し、そして暗記してしっかりと形にしてそして音にして発するのはただただ天才だ。いや天才すぎる。というか彼女はアイドルである。
【作るとは】
だがここで思うのは、2つとも作っているわけである。音を作っているわけだし、そして二人とも自分が楽しんでそして感動を人に与えている。しかしながら、やはりアレンジというか何か新しいものを作るのは理解しそして再現するだけではなく、それを圧倒的な技術力と創造性で応用する事でさらなる素晴らしいものを作れると思う。
【まとめ】
圧倒的創造には憧れ/模倣/再現/アレンジ/原理原則の理解が必要不可欠と思った。
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