人は変わることが出来ない。そう思っているあなたへ。まずはこれをご覧いただきたい

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今から12年前、まだ高校生だった頃の私は信じられないほど、何も考えていない少年でした。

私は小学校3年生からバスケを続けていて、高校に入ってからも部活三昧の日々。バイトをしたこともないほどでした。

3年生の夏、部活を引退。同じチームのみんなは進学に向けて、勉学に励むことになりました。

当然、私も勉学に励まなくてはならない時期でした。


しかし、私は遊びたかったのです。
バイトをしてみたかったのです。
勉強なんてこれっぽっちもしたくありませんでした。

なので、髪の毛を染めて思いっきり友達と遊び呆けました。

「楽しい!!」

朝練、昼練、放課後練というキツイ日々から解放された私は遊びに夢中でした。

当然ですがそれも長くは続きません。
一緒に遊んでいた友達も、みんな進学に向けて塾に通い始めたのです。

それでも私は勉強なんてしたくありませんでした。


なので、私は自分の成績で推薦が取れる自動車整備の専門学校へ進学を決めました。

当時、兄が車をいじっている姿を見ることが、楽しみのひとつだったので、きっと好きなのだろうと思ってしまったのです。

今思えば、車が好きなのではなく、好きなことをやっている兄を見ることが好きだったんでしょうね。

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