辛抱強く信頼し続けることで不真面目少年は変わっていった
しかし、元は不真面目。
次第に遊びたいという欲求や先輩からの指令にストレスを感じるようになり、私の気持ちは一気に急降下。
もうやりたくありません。
と一度は起業メンバーを脱退してしまいました。
先輩はわかった。
と言い、怒ることはしませんでした。
その後も、ビジネススクールに通う間、常に行動を共にしていました。行動を共にするうちにまた一緒にやりたいと思うようになり、ダメ元でお願いしました。
すると、先輩はすんなりと受け入れてくださいました。
私はもう2度と同じ過ちを繰り返してはならない。次はもうチャンスはないと心を入れ直しました。
しかし、私は遊びたいという欲求を抑え切れず、その後、何度も何度も先輩を裏切る行為を取ってしまいました。
その度、その先輩は私を更生させようと努力を重ねてくださいました。
メーカーに就職後は営業支店が別になってしまったので、隙間時間を使っては毎日連絡を取り合い、意見交換を行っていました。
しかし、時にはそれが面倒に感じてしまい、電話を無視したり、折り返しをしない日も出てきてしまいました。
それでも先輩は毎日かかさず連絡をくださいました。時には「しっかりしてくれよー。」と呆れていましたが、それでも私のことを信頼し続けてくださいました。
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