私をうつ病に追い込んだ人もまた人生に疲れた人だったというお話・最終回

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前話: 私をうつ病に追い込んだ人もまた人生に疲れた人だったというお話・その3

こんな場所に越してこなければよかったなんて思ったこともあったけれど…



2012年の春から夏半ばまでは、


失業保険をもらいながら、


職業訓練に通っていました。




2012年の12月上旬に次の仕事が決まったものの、


以前にもまして劣悪な職場環境と人間関係で、


ついにうつ病を発症してしまった私。




それでも今なお当時の場所で生活しているのは、


この地のいたるところに桜の木が植えられていて、


桜満開のシーズンは、


うちの家の前からでも桜を堪能できるのです。




住み着いている理由は、


気候や地元の人の好さに加え、


この桜が最大の理由です。




4月半ば生まれの私にとって、


生まれ育った九州ではまず味わえない、


誕生日直前まで桜を堪能できること。




これが、癒し効果絶大で。




2013年の台風と豪雨による水害にあっても、


それをものともしないくらいの居心地のよさ。




徒歩片道15分ほどのところに元職場があっても、


アパートの裏からその建屋がほぼ丸見えでも、


今では気にならなくなりました。


退職してからしばらくは、


会社へ向かう道を通るのもしんどかったのに。




とはいっても、


再就職のことを考えただけで寝込むという、


何とも情けない日常ではあります。




それでも、生きているって楽しい。


今では少しずつではありますが、


そう思えるようにもなってきました。




もうすぐ桜の季節が、


今年もやってくる。






その工場のさらにその後



そんな矢先に届いた、


あるネットニュース。




テレビのニュースにもなったそうですが、


建屋を買い取った会社が、


またしても減産のため、


早期退職者を募っているとのこと。




産業革新機構の助けまで借りて、


この体たらくは一体……。


日本のモノ作りは、この先どーなるの?。




というか、


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