初めて打ち明けたこと。

病気のことを打ち明けた。

なんて言えばいいかわからなかった…


1年間隠してきたこと

かくしてきたわけじゃない、
聞かれなかったから言わなかったこと

そんな大きなことじゃないんだ。

それでも、わたしは一生付き合っていくことになる病気だし
それで、たくさんのものをなくして
それで、苦しい思いをたくさんしてきたし
それで、それで、、、
って過去を悔しい気持ちでいっぱい「踏ん張って」きたこと


そう、簡単にも話せない。


この病気なら、「病院へ行ってる」って言ったよね

…点々と病院をしたわたしの気持ちがわかる?

そう言えなかった?
そうじゃない、言わなかった?

ちょっと前のわたしならきっとムキになって反発したと思う
でもね、そのとき

「うん。」

って流したのは、
この病気が、病院に行くだけで治るものでも
病院の治療が不十分だって、
点々としながら気づいたからなんです

そして、今、それが、どうしたらいいのかって
病院は関係ないって思えたからなんです。

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話すて言ったのに、
一日は言えなかった。

いつもの朝にしたかった…

壊れるのが怖くて


だって、、、言うことで、
「わたし」に対する印象が変わるかもしれないから。


何を話したら、印象変わらないまま話せるのかな?
興味ないっていう、わたしの話をきいてくれるかな?
言葉も文章もうまく話せない・・・、
どうまとめたら伝わるのかな?


怖くてたまらなくて、話せなかった

話せない理由を探してた。
今までのわたしは、そうやって逃げてきた。
そうやって理由を重ねて、うやむやにして。

本音は言えても、本心は言えないのは、
そういうことなんだ。


友達に言われた。

「何を話せばいいか、迷って考えたてたから」


そう伝えればいい、って。


そうなんだ。その通りなのに、
なんでわたしはその言葉を
今まで言えなかったんだろう?


泣きたくなってきたと同時に、その言葉を素直に伝えたら


話せたんだ。


内容は、、、、言いたいことの3割くらいかな?
半分も言えてなかったけどね
ふり絞った言葉に、それが精一杯でした。


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「聞きたい事ある?」


って、逃げたわたしに、つかさず

「は?ねーよ」

って…

言葉だけは冷たく、「あれよ」って思ったけどさ
そうだよね、、、話すのわたしなんだもん。。。


って話し始めたんです。


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お互い、パソコンを見ながらね。

どこまで、真剣に聞いてくれてたかはわからない。


だって、よくわたしに言うじゃん、
「興味ない」んだもんね。。。
とイジケながら、
途中、「うん」「うん」と言ってくれてるのが、
妙に優しく感じたんだよね
悔しいことに

適当な相槌だったとしても、それでも、
聞いてくれてたと思ってます。


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あのね、

えっとね、

、、、言いたいことは、伝えたいことはそうじゃないんだ。


ほかのことなの。


それでも、過去を話すと
今の感情とは全く違う感情もたくさんで


そうじゃないんだ、
でも、、
えっとね、
今は、違うんだ。。。


あれ、なんて言えばいいんだろう?


誤解されたくないって、それなのに、過去を話さないと
発症が伝えられないし、
でも、もうそれはわたしのなかでも過去だから


今は、違う


でも、でも、言葉がでないんだ・・・。


心で葛藤しながら、


何を伝えたかったのか、
過去ばかりの話になっちゃった気がする。

うまく伝わっているのかな、

不安だよ・・・

とは言っても、不安は言い出したらキリがないもんね


---------------ーー


その日は、どうしたっけ?

明日が早いからって、
お互い同じタイミングで寝たんでしたっけ。


・・・そして、普通の朝。


「おはようございます」


興味ないのが、わたしにとって、逆によかったのかも。


この病気は完治は難しい、治癒になる
一生付き合うときに
一人で生きていくって思ったから。

何度、泣いたか。


それに、一人なら…、一人なら…、
いつ死んでもいいじゃんって。
だって、つらいんだもん。
一人で、立ち向かうの。

プツンて糸が切れる瞬間を怖がって
仕事して、過ごして、
身体のこと考えて

キャパオーバーだよ!


仕事大好きだし、ご飯大好きだし


その時間がすごく大好きなんだけどね。

そうやって「プツン」って糸が切れるとどうなるかって?

身体は、入院で
仕事は、どん底。。。


だから、そうならないために、
いつも肩に力を入れて生きていく。
なら、病気と付き合うのなんて、
きれいごと言わなきゃいい
こんな身体嫌なんだもん!


って。。。


でもね、死ななかったのは、
「生きたい」と死んだ人をたくさん見てきたから

わたしは生きるしかないんだって思ったんです。


---------------


話したことに、
一緒に暮らすのは「賭け」だったと話したの覚えてますか?


好きで一緒に住んでると思ったでしょ?
好きな人とは、一緒には住まないよ…住めないよ…


いつ、ばれるか怖くて


なのに、なんで一緒に住んだかは「賭け」だった



興味ないから、何食べてようが、何しようが、
興味ないなら
それが、きっとよくなるんじゃないかって
直感で思ったんだ


理由は、ごめん、、、「直感」としか言えない。。。


そして、改めて「好き」かって聞かれると
それは、内緒。


「好き」ってなんだろうね?
わかんないよ、、、ただ言えるのは、
病気とか関係ないよ

わたしはこの生活がとってもほっこりとできて、
安心してました

雰囲気なのかな、空気なのかな
それが、妙に落ち着いて、
居てくれてよかったと何度も思いました


会話とかなくて、趣味もまったく違うのにね、不思議です。


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びっくりしたのは


食事が一緒にできるなんて思わなった
好みがあうなんて思わなった


わたしの作る料理は、ヒトには食べさせられないの。


それは、「わたし用」になるから

だからね、「相手」と「わたし」で
わけて作ることになるのに
そんなわたしも「わたし用」であわすのではなく
「相手用」であわして作るご飯で
食べることができるようになるとは思いませんでした


それでも、一人で食べるときの食事は
「わたし用」になるんだけど、、、それはいいよね


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誰かに、ちゃんと打ち明けたのは初めてでした

友達には軽くだったし


両親にも医者からだったから
わけわからないという親を目の前に、
わたしは気丈にふるまって
あとでワンワン泣いて

それから、誰かに話すことはしなかった

どうせわかってもらえないから

隠すこともしなければ、聞かれなければ話せない
てか、あえて聞かないでしょ?


だから、聞かれたのも初めてで、
わたしの口から伝えたのは、
初めてでした。

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これから、わたしと病気は一緒なんだ

どういう目でうつるのかわからないけれど
それでも、一つだけ言えるのは

「わたし」は今までと変わらない「わたし」なんです


だって、発症は19歳からだから
今までの「わたし」となんも変わらないんです


泣いてばっかで、葛藤ばっかで、
言えないことや、消してることや、
話せてないこともあるんだけど
ようやくたどり着いた「今から」も
まだまだ、一緒に葛藤しながら、
泣いたりしながら生きてくんです

それと同時に、失った分、
この病気になってたくさんのことに気づいて、
たくさんのことを教えてもらえたから
それを、ちゃんと活かしていけるように、
歩もうと思っている最中なんです



見ていてわかると思うけど、まだ不安定で

フラフラしちゃってますが、


今までどおり、また緑茶飲んでください


語彙力ないから
見つからない言葉

聞いてくれて、
ありがとうございました

これからも、どうぞよろしくお願いします


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