12話 2人の子供は障がい。6年間不妊治療をしてやっと授かりましたが個性的な子供たち。さらに私の夫は…。私はエステティシャンの夢。波乱万丈な私の人生!<ムスメがてんかん。薬の調整をしている時おそろしいことが!>
ムスメは病院でてんかんと診断されました。
発作が起きないように、薬を少量から始めのむ量を調整していたのです。
ある日幼稚園から帰るとしんどうそうにしていたので、熱を測ると37.2度でした。
そんなに高くない熱なのに、しんどそうです。
38度の熱でも元気なのに・・。
ゴロゴロしているので、夜の7時すぎに寝かせました。
こんな時間に寝るなんて・・。
私はムスメを寝かせながら、いつもの睡眠不足から一緒に寝てしまいました。
深い眠り・・。
すると遠くから、「ママ、ママ、ママ、〇〇ちゃんが、〇〇ちゃんが〜」とムスコの声が。
ハッとしてムスメをみると、ピクピクと痙攣していたのです!
慌てて救急車を呼びました。
その間痙攣はおさまらず、ずっと・・。
そのうち、口から泡が・・こんなことを言ってはいけないけど、私はもうダメかと思いました。
この事を思い出すと今でも震えがとまりません。
もう救急車が早くくるのを待つばかりです。
救急車がきても、まだ痙攣はおさまりません。
私は、救急車が来るとすぐに病院にむかってくれるのかと思っていましたが、隊員さんから質問のあらし。
熱はあったのか、何時から痙攣しているのか、どんな薬を飲んでいるのか、障がいのことも詳しく聞かれ・・。(状況を詳しく知ることは大事なことはわかりますが、その時の私は早くムスメの痙攣を止めてほしかったのです。)
その間もずっと痙攣しているので、心の中で早く早く・・と祈っていました。
やっと救急車が走り出しました。
病院に着くまで私は何度も隊員さんに「死なないですよね!」と聞きました。
もちろん隊員さんは医者じゃないので答えてはくれません。
その時の私は痙攣が止まらないムスメを目の前にして、ただただオロオロするばかりでした。
そんな中、ムスコは救急車に乗れて嬉しそう(苦笑)
(ムスコには本当に感謝をしていて、あの時あの子が気づいてくれなかったら、どうなっていたのかと思うと・・。ムスコよ、ありがとう。)
病院についても、まだ痙攣はおさまらず。
またしても、病院の先生から熱はあったのか、時間は・・障がいは・・と。
私はもう焦るばかりです。
やっと処置室にいき・・。
ムスメが元気になることを、ただただ祈るばかり。
処置室からでてきた時は痙攣はおさまっていましたが、ムスメの意識はなく。
先生から痙攣している時間が30分以上持続していたので、痙攣重積と言われました。
そのまま入院です。
先生と看護師さんにムスメの障がいのこと、注意する点、かかわり方、ベッドから脱走するので柵をしてもらうように伝えました。
一通り伝えて、家に帰ろうと思ったらまた痙攣したのです。
その痙攣はお薬ですぐに止まりました。
心配と不安でいっぱいでしたが、病院には泊まれないので家に帰りました。
家に着いて、ムスメは大丈夫かな?
状況がわからず泣きわめき暴れていないかな、病院に迷惑かけていないかなと心配していました。
次の日に、おそるおそる病院に行きました。
すると・・私が想像もしていないムスメになっていたのです。
つづきます・・
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