【名言?迷言? 心に響いた一言】「鳶が鷹を生む」

これは名言ではなく迷言以外の何物でもないのですが…


「鳶が鷹を生む」ということわざがあります。


平々凡々な親からとてつもない子供が生まれる、そんな意味で用いられています。


もう数年前の事になりますが、チラシ受けに地方議員の広報誌が入っていました。普段ならそのような広報誌は目に止めることもないのですが、たまたま相方が読んでいたようでして。


詳細はよく覚えていませんが、そこには地方議員が自身の父親について振り返るようなコラムが書かれていました。父親は地方議員になった息子が、とても自分たちから生まれた子供とは思えないぐらい立派で「鳶が鷹を生んだようなもの」、そんな思いを抱いていたというようなことが書かれていました。


それを読んだ相方は妙に感心しながら私に向かってこう言いました。


「へぇ~、○○議員のお父さんって鳶職(とびしょく)だったんだね」


一瞬の空白の後、私の爆笑は止まらなくなりました。おかしすぎて涙も止まりません。

そうかそうか…ことわざだと気づかなかったのか…


それにしてもお父さんが鳶職だという発想がすぐ浮かんだことが凄いな…


後にこの話を私の両親にもしてみましたが…リアクションは私と全く同じでした。実家は笑いと涙の渦に。

そういう意味ではこれは「迷言」ではなく、生涯忘れることのできない心に響きすぎる「名言」になりました。



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