自信喪失のヒョロガリ体型、うつ病介護士だった俺がたった半年でカルフォルニアボディビル王者になった話

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僕に残された道は、2つに1つだった。

1つは、死ぬか。
もう1つは、脱ぐか。


意味がわからないと思う。だけど、当時の僕にはその2つしか選択肢がなかった。


何度か、自殺を試みた。


どうやったら苦しまずに死ねるだろう?と自殺サイトを徘徊しては、

「やっぱり俺には死ぬ勇気すらない・・・」と自己嫌悪に陥る毎日。


当時の写真が奇跡的に残っていたので公開しておこう。



ああ、自分で見ても本当にやばい顔をしているな。

・・・とにかくこんな生気の抜けたやばい顔をしていた


「生きていて死んでいる」というのがピッタリな、ゾンビのような人間だったと思う。


こんなことを言うと、ドン引きされてしまうだろう。 

でも、全て真実だからこそ、伝えたい。


その時の僕のスペックは、実際ひどいものだった。

はっきり言って、底辺。カスだ。


どんくらいカスだったかというと、ざっとこんな感じ。

こんな具合で、まさに、ドラ◯もんの中に出てくる 

の◯太を実写化したような人間。


友達もいないし、親が怖くて実家でもいつも両親の顔色を伺っていたし、

唯一できた彼女には振られるし、給料は低くてリアルワーキングプア、

本当に本当に、毎日暗くてジメジメしていて、どうしょうもないヤツだった。


まさに『「負け組」所属のび太』って感じの生き方を23年間続けてきたんだけど、

ある日、そんな自分を変えたくて、僕は自己改革をしようと決意した。

訳がわかってなすぎて、とりあえずいろんなビジネス書を読んでみることにした。


その結果、僕はさらなる病気にかかった。

起業だとか、成功だとかに憧れる若者がよくかかる

「例のヤツ」だ。


まあ、なんともありがちなパターンだけど 

「金持ち父さん」とかを読んで、感激しちゃうバカだったわけ。笑


で、 それに触発されて、今思うと頭がおかしいんだけど、明らかにイカれてるネズミ講みたいなビジネスに興味を持っちゃった。


絶対これで成功する!とか思って飛び込んだんだけど、

彼女に泣かれてしまった。(実は、それがきっかけで結婚話が破綻した。苦笑)


少し冷静になって、ちゃんとまともな勉強をしよう。

王道でやろうと思って、一番まともそうな先生を探すことにした。


その結果、「はぐれものに光を当てる」ということを掲げて活動している

ビジネスの先生を見つけた。


なんだか、

「はぐれもの・・・それって僕のこと!?」


とか馬鹿だから素直に思って、

この人に学んでみようと決めた。


実際に本もたくさん書いている人だったし、評判もよかった。


ちゃんとした人たちを指導してきた実績とかもあったので、

少なくとも悪い人じゃないんだろうなと思った。


そんなわけで、藁をもすがる思いで、

そのビジネスコンサルタントの先生に会いに行くことにした。


その方は、まだ若い先生なのだけど、数々の起業家たちを輩出している。


僕みたいな何も持たない若者でも

彼なら幾度となくなんとかしてきたのを本やテレビなどの発信を見て知っていたから、

勇気を振り絞って、先生の主催している勉強会に入ってみることにした。


きっとその人なら、僕を変えてくれると思ったんだ。


それに、どうせ死ぬなら、お金をいくら払っても同じだから、

「この人は」と思える人に習いに行ってみようと思った。


その先生の勉強会に入り、僕が最初に言われたことは、

「お前はまずは筋トレでもしとけ!」


だった・・・



実は、僕はそのとき、先生に指導料として200万円を支払っていた。


「200万払って筋トレ!?」


という感じで、正直絶望しかなかった。


まじか・・・と思った。


いくらなんでもそんなこと、「ソープでも行っとけ」の北方健三巨匠よろしく、

きょうび、中学の野球部でもそんなことは言われないぞ・・・


これが、伝説のコンサルタントと呼ばれる人のアドバイスなのか。ぶ、ぶっ飛びすぎている・・・


いろんな意味で、僕は衝撃を受けた。


もっとも、後からわかったことだが、もちろんその先生には明確な意図があったのだけど、

そのときの僕は、そんな言葉の意味なんて、これっぽっちも理解できなかった。


なけなしの給料をしこしこ貯めて作った貯金を全て溶かしてこれかよ、

という感じで、 正直、疑心暗鬼に囚われてしまったのだけど、こうも思った。


「どうせ死ぬなら、脱いでみよう。」


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