アメリカ大統領選「どうして、トランプさんが支持されるの?」
アメリカ大統領選「どうして、トランプさんが支持されるの?」
日本のマスコミは、よく分からないまま「トランプ氏は過激だ」と報道している。本当に過激なのだろうか?演説を見ていたら、激しい口調だし、言っていることもシンプルだから重みに欠ける気はする。
しかし、疑問が残りませんか?もし、日本のマスコミ報道が正しく、多くの人が「トランプ氏は、過激なバカ者」だと思っているのなら、「どうしてあんなに支持者が多いのだろう?」
私は、アメリカの中学校で1年間生徒指導をしていたことがある。中学生は、大人と違って正直かつ率直に話すから、アメリカ人の本音が分かりやすかった。特に、私のいたユタ州は熱心なクリスチャンが多かったから、正直だった。
トランプさんって、金持ちです。アメリカでは、それだけで尊敬されます。金持ちは、才能があってこそ。才能だけではなくて、長年の努力の賜物でもある。税金をたくさん納めているし。口先だけの人間を嫌うのが、一般的なアメリカ人。
私は塾講師として、50歳をすぎてから高校生に混じって京都大学の二次試験を受けて成績開示をした。アメリカ式に実証しようとした。すると、「威張っているのか!」「なにを、えらっそうに!」と蛇蝎の如く嫌われた。
実際、塾の生徒数は増えなかった。そうだった。日本では、アメリカ式の「行動で示す」やり方は、スタンドプレイか、目立ちたがり屋くらいにしか受け取られないのだった。
アメリカの中学校で、ある男子が「ミスター・タカギ、日本人は原爆を落としたら怒った?」と尋ねてきたことがあった。公式には、「原爆投下は正しい判断だった」と学校で教えるのだけれど、現実的に考えるし、率直に尋ねるのがアメリカ式。
日本では、状況とか時代背景を無視して、「人道上許されない」と一刀両断で、議論すら許されない雰囲気だ。文化が違うと言われるが、私はアメリカのやり方でないと道を誤ると信じている。感情に流されてはダメだ。
どこかの中学校で、26歳の若い女性教師が不良の男子学生に刺し殺されたことがあった。日本では、無条件で教師の体罰は許されない。相手がナイフで向かってきても何もできない。
ここ、三重県でもヤクザのような生徒と、デキスギくんのような生徒を同じ「班」に放り込んで「助け合いましょう」「教えあいましょう」などと偽善の教育が行われている。
ローガン中学校では、ヤクザのような生徒は別教室に隔離して指導していた。素行が良くなるまで、元の教室に戻してもらえない。パトカーが来たこともあった。粗暴な行為があったら、警察を呼ぶのに躊躇しなかった。
黒人の犯罪発生率が高いのだから、警戒するのは当然。違法に入国したメキシコ人が、白人の仕事を奪うのは許せない。性犯罪者は、GPSを埋め込んで監視するのが、善良な市民を守るために必要だ。
とにかく、正直で、本音で生きるのが多くのアメリカ人のやり方だ。最近、アメリカでも、ジンケン、ジンケンと言う人が増えたので、大きな声では言わないが、トランプさんは、大きな声で代弁してくれた。支持する人が多くいても、驚きはない。
私の塾の理系女子は、みんな「自分より学歴が上の人としか結婚しない」と言っている。実現は難しいかもしれないが、それが本音だ。四日市高校の上位だから、普通に考えたら99%の男子は視野に入っていない。それが、彼女たちの本音だ。
「ヘイト・スピーチは許さない」なんて言っているが、嫌韓本は飛ぶように売れている。これから、米軍基地に反対する「ヤンキー、ゴー!ホーム」も、人種差別だから言えないと分かったら左翼が慌てている。
建前と偽善で虚飾しても、すぐに本音はバレるではないか。だったら、初めから正直に「慰安婦像をボコボコ建てるヤツなんぞ、仲良くできるわけないだろう」と言うべき。「70年経っても、クドクド言う尻の穴の小さい奴ら」と言うべき。
そうしないと、永遠に分かり合えない。
日本に原爆資料館があるようにハワイにはアリゾナ記念館がある。私は、間違えてその記念館に連れられていって気まずかった覚えがある。ここ三重県に、伊勢志摩サミットでオバマ大統領が来るという。その時に、ヒロシマを訪問するという。
安倍首相には、オバマさんがヒロシマを訪問したら、間髪を入れずにハワイの真珠湾を訪問してもらいたい。そういう英断こそが、オバマ大統領の英断に応える道だ。アメリカ国民も喜ぶこと、間違いない。トランプさんもね。
そうすると、「原爆があってさえ、日本とアメリカは和解した」と世界中にメッセージを送ることができる。それが、韓国や中国のネチネチさを際立たせる。アジアの平和にも貢献できる。
三重県の教師も、生徒たちは本当に偽善の教育にウンザリしていることに気づいてほしい。怠けている生徒に合わせた、最低水準の授業はやめてほしい。少数派のために、多数が犠牲になっています。
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