長期インターンとやらに憧れたわたしについて(4)

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前編: 長期インターンとやらに憧れた私について(3)

前回の投稿から、かなりの時間が経ってしまいました。


今回はサークル幹部大戦争です。



2014年4月、大学入学と共に入ったサークルはダンスサークルでした。


一年経って私は「裏方」の魅力に取りつかれ、「自分が幹部になって来年は安全な舞台裏を整備するんだ」という意欲に燃えていました。

しかし、障害もありました。それは、どうしても気の合わない同級生。

彼、T君は地方の進学校出身らしく、大学入学を機に上京してきました。

ダンスは初めて。でもカッコいい先輩に憧れたのか、遠距離恋愛になってしまった彼女が忘れられず寂しいのか、とてもやる気にあふれていました。

仕送りもたんまり。バイトなんてしなくてもそこそこ遊ぶ金もあったようです。

そもそも、学生のダンスイベントなんて、ほぼ自作自演。売上なんてほとんどありません。でも、衣装・練習場所・飲食費・場所代など意外とお金がかかるのです。


そんな中、大学の学祭で行う2つ上の学年が作る公演がありました。

その公演はストーリーとダンスを並行して発表することで、少しでもダンスを見やすく、楽しく見てもらおうと企画されているものでした。

私たち、1年生はストーリー序盤に学年ナンバーをやるように、とお達しがあり、早速会議を開きました。

するとなぜか会議を仕切り出したのはT君。

あれ?君、大して経験もないよね??(笑)、と心の中で突っ込む私ですが、彼は何も不思議には思わないようでした。

どうやらT君、「リーダー」が好きなようです。ゼミでも遅刻欠席ばかりなのに、班長を買って出ては先生やメンバーに疎まれたり、なんてことをしていたようです。

とにかく、私も制作に関わりたい、という一心で私も話し合いに加わりました。

みんなで相談して、曲を決め、先輩に報告したところ、「違う」と突き返されました。

先輩たちが私たちに求めるコンセプトは「素直・無邪気」だったのです。

対して、私たちが選んだ曲はゴリゴリのクラブミュージック。

それから何度か相談するものの、「カッコいいものを作りたい」というみんなの思いと先輩の思いはすれ違うばかり。

実はこの頃から、私はみんなと感覚がずれてきていました。



高校の頃から演劇にも関わってきた私。演劇部では演出の言う事は、たとえ同級生でも、後輩でも、絶対でした。

だから、今回演出である先輩が言うなら、私たちの希望通りの曲が使えなくても何も不満には思わなかったのです。


なかなか曲が決まらずに行った、夏合宿。22:00頃からの飲み会を終えてから深夜会議をしました。

「無邪気な曲でもいい」と思っていた私はJustice.の「D.A.N.C.E」を提案。

面と向かっては批判されませんでしたが、その日の夜は各部屋から悪口が聞こえ、私が他の部屋に行くと私が好きな先輩のネガティブな情報をぶつけられたりしました。地味ですね。

結局、私が提案した曲になったのですが、練習には来ても覚えが悪い。まとまらない。

結局ひどい本番でした。


しかし、それだけ私も引き下がらずにサークルに参加していたので、私が幹部になりたがることは不思議では無かったようです。また、実際に公演が始まれば、裏で私ほど冷静な1年生はいなかった。みんなが泣きわめいている中、撤収の為に楽屋を整理したり、楽しくなってしまってうるさく騒ぐ子がいれば他の子に注意させたり。裏で壊れたところがあればすぐに直したし、アクセサリーのメンディングや、袖の交通整理、舞台上の落し物(ピアスやネックレスなど)にもうるさかった。周りを巻き込む努力もし、認められていた存在でした。

少したって、幹部の立候補が行われました。


立候補したのは、私・T君・I君の三人。

I君はいかついオラオラ系の男の子。ダンスは初心者で、私たちのサークルで主要となっていたHIP HOPやLOCK、JAZZはどれも苦手な子でした。また、授業も不真面目で単位もほとんど取れていない、でも、「サークルに恩返しがしたい」という動機で立候補していました。

仲の悪い私とT君。後輩も先輩も知っていました。

T君の言葉は筋が通っていないことも多く、T君を全面的に支持する声はあまり聞こえなかったように思います。でも他にやりたい子もいない。やる気だけはあるT君を無視できなかったのが実情でした。

何人かの先輩に相談させて頂き、私は「私は幹部の仕事を、自分のヴィジョンを達成できる」という想いが自分の思い上がりではない裏取りをしました。そこは、自分でも、やはり自信が持てなかったのです。客観的な目で見られた私はどんな姿なのか、知りたいと思ったのです。

先輩方は「出来ると思う」と言ってくれました。一点、T君との不仲問題さえのぞけば。

みんなの読んで良かった!