空気を読めない人って本当に怖いというか何というか…

聞かされた方としては本当にたまらない話だったと思います。話した本人に悪気がない分余計に…

身内から聞かされただただ苦笑するしかなかったという「空気の読めない上司」の話です。


その会社は基本的にカレンダー通りの営業なため、平日は勤務日です。またカレンダーに基づいたシステムでスケジュールが組まれるため祝日や休日が多いほど仕事のスケジュールはタイトになります。


他の企業のような大型連休というのはありませんし、スケジュールがタイトなわけですから、個人的に有給を使って連休を取ることもなかなか難しいわけです。


さて、2016年のゴールデンウイークは2日の月曜と6日の金曜が平日でした。とりわけ忙しかったのはすぐに土日を挟んでしまう6日。休み明けということも重なって、皆這々の体で帰宅したとの話。


週明け。月初に行われる全体朝礼。そこで上司(♀)から「貴重なお話」が。


正直なところ、女性活躍推進の流れで上司に「抜擢」されただけと大方の人が判断している人物。ですから「貴重なお話」もあまり自分の言葉で話している感がないんだそうで。


しかし、その日は自分の言葉で喋っていたようです。


上長
6日の日はお休みをいただきまして…


まぁ…忙しいのは末端の現場ですから、上の人間が休んでも正直影響はないに等しいんですが、わざわざ言わなくても…でもやんごとなき用事で休むこともあるでしょうしね。ここまでは仕方ないです。ところが…


上長
パワースポットに行ってきまして…、色々力を得たというか…


「はぁ?」


いやいやいや…行くのは構いませんけど、それ言っちゃだめでしょ!現場がどれだけ大変だったかわかってないの丸出しじゃないですか!その後はお気楽な話が延々と続いたそうで…まぁ独女なのかなぁという想像までつきますが…


たまに自分の言葉で喋ったらこの始末。空気が読めない人って…ホント怖いなと。女性の多い会社なだけに(能力があるかないかは別として)女性上長の言葉って余計に響くんです。先を越された数少ない男性社員には無能を晒せば晒すだけ反感を買うだけですし…


「上長としての仕事ができないのはわかってるから、せめて空気だけは読めやァァァ!!」


こんな話を聞かされれば…苦笑するしかないですよね。

【結論】親と上司は選べない…


イラスト/ ©2016 つばめとさくら http://www.tsubametosakura.com

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